3月に怒涛の価格乱高下を記録し、投資家を震撼させたビットコイン(BTC)市場。

現在そのビットコインの取引量は、“暗号資産(仮想通貨)の冬”と称された『2018年12月の取引量』のレベルまで落ち込んでおり、米暗号資産(仮想通貨)メディアによると「ビットコイン市場の未来は恐ろしく不安定」だという。

ビットコイン取引量は激減、価格大幅下落の可能性非常に高い

米メディアによると、2020年3月のビットコイン取引量は、2018年12月以来の最低値を記録している。

2018年12月は、“暗号資産(仮想通貨)の冬”と呼ばれていた時期で、ビットコイン価格は約35万円まで低迷していた。

米メディアは、ビットコイン取引量激減の原因について、以下のように報じている。

「(現在、コロナウイルスの感染拡大に伴い、)世界各国の国民は、『安全な現金を手に入れよう。』という意思を強めている傾向にある。そのため、ビットコインのようなリスクのある資産への懐疑的な見方が急速に広まり、ビットコインの取引量は激減したのだろう。」

さらに同メディアは、ビットコイン取引量の減少はビットコイン価格の急落にもつながる可能性が高いと報じる。

「取引量の減少は、今後ビットコイン価格がさらに大幅下落することを意味しているのかもしれない。現在のビットコイン価格は6,000ドル以上をなんとか維持しているが、今実際に見られている価格推移以上に、市場全体は弱気相場にあることを想定しなければならない。」

また、このような不安定な状態が続くビットコイン市場において、市場感情は猛スピードで最悪な方向へと向かっている

市場感情を数値した指標であるCrypto Fear and Greed Indexによると、ハッシュレートの著しい低下・ビットコイン価格の不安定性・取引量激減などの、様々な不安要素が影響し、現在では遂に市場感情が『極度の恐怖』レベルにまで達しているという。

ビットコインは、2020年、とうとう正念場を迎えている。

数年後、ビットコインがグローバルに受け入れられているか否かは、この正念場を耐え抜けるかどうかにかかっていると言っても、まったく過言ではない。

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