アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が先日日曜日に金利をゼロに引き下げた後、それまで激しい値動きを見せていたビットコイン市場は鎮静化した。
この状況を踏まえ、ビットコインに対して強気な意見が飛び交っている。
これを受け、FRBとビットコインの相関関係についてMorgan Creek社の創設者であるAnthony Pompliano氏が見解を述べた。
「今回のFRBによるさらなる金利引き下げは、短期的に見るとビットコイン価格にはさほど影響を及ぼさない可能性が高い。しかし、長期的に見た場合、世界経済の混乱とFRBの金融政策がビットコインに及ぼす影響は、非常に好影響なものだと言えるだろう。」
同氏のこのビットコインに対する強気な発言の背景には、『過去わずか1週間で2度の金利引き下げを図るなど、FRBの不安定な金融政策』が存在している。
いまやコロナウイルスは、アジア諸国のみならずアメリカや欧州諸国の経済にまで負の影響をもたらしている。
今後もこのような不安定な経済情勢が続いた場合、ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)市場もより大きな影響を受けることとなるだろう。
「経済が安定を取り戻し、雇用と物価安定目標を達成するまで、我々はこのレベルで金利を維持する」と明言したジェローム・パウエル連銀議長。
今後ビットコイン市場を見守っていく上で、FRBの動向から目を離せない。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta