HTCが、5G対応の家庭用ブロックチェーンルーター発売を発表した。
ビットコインアドレスの保管が直接個人でできるようになり、暗号資産(仮想通貨)取引におけるプライバシーの保護が飛躍的に高まる。
家電大手のHTCは、5G対応の家庭用ブロックチェーンルーターを開発しており、利用者は自宅から直接ビットコインノードを実行できるようになる。
台湾の電子機器メーカーHTCは、Exodus 5G Hubという5Gブロックチェーンルーターを第2四半期に投入すると発表した。
このルーター利用により、ユーザーは自分の暗号鍵を直接、完全に制御できるようになり、プライバシーの保護が向上する。
さらに利用者は、ビットコイン、イーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)を送受信する際のプライバシーを保持制御できるようになる。
通常の暗号資産(仮想通貨)取引アプリでは、データやメッセージなどの情報は、クラウド企業のアクセスを免れることができないため、Amazon、Google、Facebookなどによるデータハッキングによる、個人情報の悪用の可能性は排除できないのだ。
特にスマートフォンが普及した結果、各自がスマートフォンを持つようになり、家庭はハッキングの影響を受けやすくなっている。
Exodus 5G Hubは、メールサービスProtonMail、オープンソースのインターネットブラウザーBrave、分散型VPN Incognitoなどの多くのプライバシーアプリと統合している。
HTCは、暗号資産(仮想通貨)に関するセキュリティ向上が今後の暗号資産(仮想通貨)普及にマッチするという判断をし、スマートフォンにも暗号化機能を装備してきた。
このような製品の登場は、暗号資産(仮想通貨)が新たな普及の段階に入っていることを雄弁に教えてくれる。
\無料アプリを使って/
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner