英暗号資産(仮想通貨)取引所Tradesatoshiが、閉鎖と同時に取引所内の資金を凍結するとしてユーザーから不満が噴出している。
これはいわゆる「出口詐欺」とよばれるもので、刑事訴訟に発展する恐れがあると海外メディアが報じた。
Tradesatoshiは2015年に設立された暗号資産(仮想通貨)取引所で、草コインを数多く取り扱っていることで有名な取引所だった。
しかし、先日21日にTwitter上で閉鎖を発表。現在取引所内にあるユーザー資産の引き落とし期限を、今年の3月1日午前0時に設定した。
Tradesatoshi is closing down.
— Trade Satoshi (@TradeSatoshi) February 20, 2020
Read the announcement for details.https://t.co/GjSwwllxhT
Please make sure all withdrawals are completed before March 1 2020 00:00 UTC.
Please do not deposit! Deposits will no longer be processed. pic.twitter.com/4xxt2ZOa9P
しかし、ユーザーが資金を引き落とすためには検証プロセスを踏む必要があり、それに最大2ヶ月かかってしまうというのだ。
閉鎖の公表から指定の引き落とし日までの期間は、通知から10日足らずしか存在しない。
そのため、多くのユーザー資金は取引所から引き落とせず終わってしまう可能性が高い。
このような手口の詐欺は「出口詐欺」と呼ばれ、今後資金を凍結されたユーザーによる訴訟沙汰となる可能性が高いという。
これを機に暗号資産(仮想通貨)ユーザーの投資モチベーションが下がるようなことがあれば、非常に残念である。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner