新型コロナウイルスはビットコイン市場にも影響を与えている。

株価が急落する一方ビットコインは大きく値を伸ばし、安全資産説を立証しつつある。

ビットコインはコロナウイルスへの対抗策

新型コロナウイルスの感染拡大はビットコインなど暗号資産(仮想通貨)に追い風となっている。

中国経済は新型ウイルスによる弱体化が懸念されており、春節連休明け2月3日の上海株式市場は前営業日から-7.72%下げ、2015年の人民元ショック(-8.49%)以来の下落率となった。

対するビットコインは世界情勢の不確実性に対するヘッジ資産として価値を証明しつつあり、年初来で35%以上上昇。

中国の投資家から資金が流入していると見られ、先週には大台の1万ドル(約110万円)を超える場面が見られた。

ビットコインは感染防止策になるとの声も上がる。

中国の各銀行は感染防止策として現金を紫外線や高温で消毒し、最長14日間隔離する措置を取っているが、デジタル通貨にこのような措置は必要ない。

(引用元:CCN)

中国の投資家は株式市場に資金を戻すか

コロナウイルスの影響は広範に渡るとして、多くのエコノミストは中国のGDP成長率の予測を引き下げた

株式市場から資金を引き出す動きが活発化したことで余った資金が暗号資産(仮想通貨)市場に向かい、価格高騰につながった可能性がある。

しかし、中国の中央銀行・中国人民銀行が貸出金利を下げるなど緩和的な金融政策を採ったことが好感され、上海株は春節前の水準を取り戻している。

コロナウイルスへの懸念を後退させる報道が今後も続けば、投資家は株式市場に資金を巻き戻すと考えられる。

暗号資産(仮想通貨)にとっては下押し材料となりそうだ。

一方、コロナウイルスの危険性が再度意識されれば、暗号資産(仮想通貨)市場がいっそう活気づく可能性も残されている。

 

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