「ビットコインの一時的な急騰には安心できない要素が大きい。」
2月9日、遂にビットコインの価格が10,000ドルを超え、ビットコイン投資家の間で最高の盛り上がりを見せている。
しかし、ビットコイン急騰の直後は価格が安定しないケースが多く、急騰を遂げた後でも、すぐに記録的な価格下落を記録することが頻繁にある。
実際、昨年3月にビットコインが急騰し、4000ドルを超えた局面があったが、昨年3月のビットコイン急騰直後は安定した価格上昇とは言い難く、急騰後その価格は長期間横ばいを辿った。
それに対し、今回のビットコイン急騰は、「真の価格上昇」と呼べるのか。
ビットコイン著名アナリストのウィリー・ウー氏がこの問いについて自身の見解を示した。
This breakout is the real deal. Fundamental investment activity is backing this $10k breakout. pic.twitter.com/IDWmhXX2Mj
— Willy Woo (@woonomic) February 9, 2020
結論から述べると、ウィリー・ウー氏によれば今回のビットコイン急騰は昨年3月の不安定な価格上昇とは異なり、「真の価格上昇」と考えられるという。
同氏は以下のように述べた。
「今回の価格上昇に至るまでのメトリックを考慮すると、ビットコインを『短期的な取引目的』ではなく、『長期的な保有目的』で購入した投資家が非常に多いことが読み取れる。さらに待望の10,000ドルラインを超えたことで、今後参入してくる投資家がますます増加してくるだろう。この観点から見て、今後もしばらくは安定した価格上昇を記録する可能性が高い。」
また、同氏は、既存投資家の動向以外にも、投資家以外の一般消費者の動向も今後は重要になってくると言及した。
「ビットコインに対する投資家以外の関心も高まっています。『ビットコイン(Bitcoin)』や『暗号資産(仮想通貨)(Cryptocurrency)』という用語は、どちらもGoogleトレンドで上昇している。そしてビットコインの全体的な取引量も、ほとんどの主要な取引所で顕著に増加している。」
ここ数ヶ月間、ビットコイン価格は安定して回復傾向にあったという点も注目に値する。
2019年に大幅な価格下落を記録したにもかかわらず、ビットコインは昨年1年間で著しく収益性が高かった資産であり、他のあらゆる資産に優っていた。
加えて今回は多くのアルトコインも価格回復を見せており、この傾向を鑑みても、ビットコイン価格は今後も安定する可能性が高い。
以上の通り、ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)全体は現在強い追い風を受けており、明るい未来に期待が高まる。
今後も、引き続きビットコイン市場に注視していきたい。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta