2020年はブロックチェーン・仮想通貨教育が一般化する

MouseBelt Blockchain Accelerator社の最高技術責任者(CTO)であるGalen Danziger氏はCoinDeskの取材に対し、「2019年はブロックチェーン技術や暗号資産(仮想通貨)技術に関する教育が瞬く間に発達したが、2020年はそれ以上にこれらの技術に関する教育が一般化していく可能性が高い。」との、驚きの見解を述べた。

なぜ2020年にブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)教育が大きく拡大するのか?

Galen Danziger氏は、2020年という時期が、学生がブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)に関して学ぶ時期として最高に適しているとの主張をしたうえで、以下のように述べている。

「2019年には、ブロックチェーン教育の強化に向けた進展が見られたが、まだ埋める必要のあるギャップがあらゆる面に存在する。現状、世界中のスタートアップ企業がブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)技術に精通した人材を切実に必要としている。ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)はまだまだ発展途上の技術であり、今後の伸びしろへの期待が非常に高いため、学生がこれらの領域のスキルを身につけるべく、教育を受けるには最適な時期である。」

2019年、米カリフォルニア大学は、キャンパス全体でブロックチェーンの革新をサポートするためのカリキュラムを開始した。

また、IBMとコロンビア大学は、ブロックチェーン開発面で協力している。

このように世界中の大学で、学生が本格的にブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)について学習するための環境が整いつつある

実際、学生によるブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)教育への興味関心はいかほどなのか?

ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)に関する教育コースの増加と比例するように、学生のブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)に対する興味関心も急激に高まっている

CoinDeskの調査によると、2019年の1年間で、ブロックチェーン教育に対する学生の関心は前年調査時よりも倍増したという

さらに同氏は、「今後、アメリカやアジアの中心部のみならず、ラテンアメリカやアメリカ農村部、アフリカ諸国などの、サービスが十分に行き届いていない地域にも、ブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)に関する教育は広まっていく。」と述べた。

ブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)技術は、2019年の1年間で強い存在感を示し、その地位を確固たるものにしつつある。

そして、これらの領域に精通した人材の必要性はかつてないほど明確になった。

すでに兆候が見え始めているが、2020年には、教育機関と業界のプレーヤーが強いコネクションをもつことで、学生に以前よりも多くのリソースと教育を提供することが可能となる。

ブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)領域での世界競争に勝つべく、今後、わたしたちもこれらの領域に関する広い知見をもつことが要求されるのかもしれない。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック!

すでにdiscordをお持ちの方はこちら!

コインパートナーの公式Twitterアカウントはこちら!