今週の暗号資産(仮想通貨)相場はまたも暴落が起きてしまった。
これで8月の暗号資産(仮想通貨)相場が上がることはなく終わってしまったことになる。
現在も弱気相場が継続されており、今後も注意が必要だ。
ここからは今週のニュースを振り返っていこう。
インドにおいて、ビットコインが4番目に人気のある資産だということを、メディアFinancialExpressが報道した。
インドのなかでも富裕層に人気があるらしく、いわゆるスーパーリッチの投資先になっている。
不動産・株・債券に次ぐ人気で、ビットコイン以外にもイーサリアム・リップルが選ばれている。
しかしながらビットコインはイーサリアム・リップルよりも3倍以上の人気を集めており、BTCへの信頼性が垣間見えた。
金融庁は30日に提出した草案、「令和2年度(2020年4月~2021年3月31日)の機構・定員、予算要求」の中で、仮想通に携わる人員の増加を記して、暗号資産(仮想通貨)業界の健全化を命じた。
これによってインサイダー取引・ICO(イニシャル。コイン・オファリング)・取引所のセキュリティなど多くのことを改善していこうという目論見である。
これが順当に進めば、税制改革・法規制なども十分に考えられるため、むしろプラスのニュースと捉えられる。
リップル社が新しいウォレットを開設し、5億2200万枚(約141億円)のリップル(XRP)を送金したことがわかったと暗号資産(仮想通貨)メディアThe XRP Dailyが報じた。
この動きを検知したのは、XRP台帳上で巨額の取引を監視しているTwitterアカウント @XRPL_Monitor だ。
Transaction Type: Payment
— XRPL Monitor (@XRPL_Monitor) August 30, 2019
Amount: 522,552,373 XRP
Fee: 500 drops (0.0005 XRP)
Sender: Ripple
Sender Balance: 121.01029
Receiver: rUS56vqwnwaAKLByqS2Nut3FhH2EeckhkQ
Receiver Balance: 522,552,398
Link: https://t.co/aAYmyTgyGV
ツイートを見ると、Fee(手数料)はたった0.0005XRP(約0.0135円)しかかかっていないことが分かる。
リップル(XRP)を用いれば、これまでは多額の手数料がかかっていた巨額の取引でも、手数料を非常に小さく抑えられることが改めて鮮明になった。
スイス金融市場監督局は、銀行および証券ディーラーのライセンスをSEBA Crypto AG社とSygnum AG社に発行したことを発表した。
これにより先進的市場の1つであるスイス金融規制当局の監督下で、機関および個人の暗号資産(仮想通貨)の運用を求める顧客に銀行と同様のサービスを提供できることが可能になる。
今回スイスの金融規制当局が非常に厳しい規制の下ではあるものの、2つの企業に銀行としてのライセンスを供与したことは、機関投資家に暗号資産(仮想通貨)市場を更に開かれたものにしたといえる。
バイナンスの顧客情報が漏えいした問題について、漏えいしたデータは2017年から2018年にかけて身元確認業務を依頼していた外部業者が処理したデータと一致したと、同社のセキュリティ対策チームが発表した。
漏えいしたのはKYC(身元確認)に用いられる画像データで、パスポートや運転免許証など個人を特定できる情報が含まれる。
セキュリティ対策チームの調査報告により、セキュリティに問題があったのはバイナンス側ではなくKYC業務を行っていた第三者機関である可能性が濃厚となった。
バイナンスは取引高世界最大の取引所であり、市場に与える影響は大きい。
ここまではファンダメンタルズ分析を用いて、今後の展望を探った。
以下では今後1週間の動向をテクニカル分析を用いて、予想した。必ず読んで欲しい。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner