4大監査法人の1つであるPwCが暗号資産(仮想通貨)ソフトウェアソリューション「Helo」のリリースを発表した。
今回アプリリリースの狙いは、顧客の暗号資産(仮想通貨)ビジネスの支援を視野に入れ、ブロックチェーンの取引を自動的に追跡可能にすることだ。
ツールの機能としては、暗号資産(仮想通貨)の支払い、所有権、そして口座を追跡し、それをすべて一箇所にまとめることが簡単にできるようになっている。
従来のブロックチェーンの強みを誰でも簡単に享受できるようにするというのが今回のポイントである。
今回のツールリリースの背景としては、監査法人に対し、暗号資産(仮想通貨)を保有し取引する顧客に監査及び保証を提供する役割が出てきたのが理由だ。
近年は膨大な量のハッキング事件が起こっており、個人・取引所に対してそれを対策し防ぐための施策が必要になってくる。
このHeloは近年の膨大な量のハッキングを防ぐために、有益なシステムとして取り入れられる。
使用することの出来る通貨はBTCやXRPなどの主要通貨9通貨で、多くの取引所・顧客が保有しており、ひとまずは役に立ちそうである。
今後デジタル資産で取引する企業にとって、PwCの新しいツールはかかせない存在になるかもしれない。
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著者: CoinPartner 編集部 水野 倫太郎