リップルを使った送金ソリューションは拡大が期待される

サウジアラビアのSABB銀行とインドの銀行IndusindがXRPを使用した革新的な送金ソリューションを発表したと報道されている。

なぜこの2ヶ国はXRPを採用したのであろうか?それは、「それぞれが考える将来の展望」と「2国間の関係性」が大いに関わっている。

サウジアラビアの銀行SABBの管理責任者であるGhada Al Jarbou氏は、銀行は送金市場でもっと大きく成長することができると考えている。

なかでもサードパーティのプロバイダを使ってインドへ送金することに課題を感じているそうだ。

またインドの銀行Indusindはインドの送金市場において圧倒的な地位を築こうとしている。

インドにいる駐在員の中で最も多いのはサウジアラビアで、ここのシェアを取ろうという魂胆であろう。

両者の意図・目的を考えれば、今回XRPを利用したことは何も違和感がないであろう。

世界の2つの大国がこのような動きに出たことで、さらにリップルのネットワークが広がっていくかもしれない。