現在の暗号資産(仮想通貨)市場は全体としては下落トレンドとなっている。
しかし値動きは少なく、出来高も少ないため今後はどちらに大きく動いてもおかしくはない。
ファンダメンタルニュースでは後押し材料も出てきているが、今ひとつ市場に影響を及ぼしてはいない。
詳しくは先週のニュースをまとめたものを読んで欲しい。
今週1週間は暗号資産(仮想通貨)市場にとって、いいニュースが絶えない週であった。市場に大きな変化は見られないが、長期的にみて価格に影響を与えそうなニュースが多い印象だ。
ここからは各通貨の様子を、テクニカル分析を用いて解説していく。
(参考 TradingViewの{BTCJPY}チャート 1時間足)
25日21時現在のビットコイン価格は437,700円。前日同時刻と比べて+0.14%の価格上昇となっている。
紫のサポートライン割れ、短期下降チャネル内推移という状況から、今後は下落する可能性が高いと考えている。
下落のシナリオとしては、このまま下降チャネル内を推移し、中期下降チャネルの下端まで下落するかに注目である。
もしそのラインを割り込むこととなれば、次は青いライン(②41.1万円)までは下落することになるであろう。
上昇のシナリオとしては、短期下降チャネルの上端をブレイクすることが出来るかに注目だ。
もしそのラインをブレイクすることができれば、オレンジライン(⑤44万円)・紫ライン(④サポートライン)までは上昇するであろう。
そのまま上昇が続く展開となれば、次は中期上昇チャネルの上端まで上昇していくであろう。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。
25日20時現在のリップル価格は0.310ドル(34.16円)。前日同時刻と比べて-0.83%の価格下落となっている。
ずるずると価格を下げ続けていることから、今後もリップルは下落していく可能性が高いと考えている。
下落のシナリオとしては、ピンクライン(③0.307ドル:33.83円)付近での攻防に注目だ。
次の下落一度でここを割っていく可能性は低いと考えているが、反発が弱ければここを割りさらに下落していくことが予想される。
その場合の下落の目安としては、青いライン(②0.301ドル:33.09円)・赤色の超長期レジスタンスライン(①)までと順に下落するであろう。
上昇のシナリオとしては、ピンクライン付近で大きく反発することが出来るかに注目である。
もし反発することができれば、現在のレンジ上端である黄緑ライン(0.318ドル:34.86円)まで上昇するであろう。
そのまま強気相場となれば、オレンジライン(④0.331ドル:36.39円)まで上昇していくであろう。
25日20時現在のリップル価格は0.310ドル(34.16円)。前日同時刻と比べて-0.83%の価格下落となっている。
(参考 TradingViewの{ETHUSD}チャート 1時間足 )
25日21時現在のイーサリアムの価格は137ドル(15,010円)。前日同時刻と比べて-0.49%の価格下落となっている。
サポートラインには支えられてはいるものの、徐々に反発が弱くなっていることから、今後は下落する可能性が高いとみている。
下落のシナリオとしては黒のサポートラインを割れるかどうかに注目である。
そのラインを割りであれば、オレンジライン(②134ドル:14,894円)・黄緑ライン(①126ドル:13,911円)と順に目指して下落していく可能性が高い。
上昇のシナリオとしては、ピンクラインまで上昇できるかに注目である。
一回の上昇でブレイクすることは考えにくいが、上昇の勢いが強ければ近いうちにブレイクするであろう。
その場合青いライン(④153ドル:17,000円)まで上昇していくであろう。
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著者: CoinPartner 編集部 yosuke_kida