​IBMとステラが共同で開発している暗号資産(仮想通貨)送金ネットワーク「World Wire​」に新たな進展があった。

シンガポールのデジタル決済企業MatchMove​社と提携したことで、法定通貨の送金の可能になるというのだ。

IBMとステラ開発の仮想通貨ネットワーク​、法定通貨対応か

​​IBMとステラが共同で開発している暗号資産(仮想通貨)送金ネットワーク「World Wire​」で​は、デジタル決済企業との提携により​法定通貨の送金が可能になる。

​今回World Wireと提携したのはシンガポールのデジタル決済企業MatchMove​社​で、72カ国、47種類の通貨、44の銀行と提携している。

それによって、同ネットワーク上ではプラットフォームの基軸暗号資産(仮想通貨)であるステラー(XLM)の他に​法定通貨などが利用可能となる見込みだ。

ただしこのような暗号資産(仮想通貨)プラットフォームを利用した国際送金ネットワークサービスには、リップルなど手強い強豪が存在している。

World Wire​​がそれらの競合に打ち勝つことができるのか、注目が集まりそうだ。