ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、イーサリアム(ETH)が有価証券とみなされたとしても、上場投資信託(ETF)の承認は実現する可能性があると考えている。
FOX Businessの新しいインタビューで、フィンク氏は、米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムを有価証券として指定した場合、ETHのスポットETFを立ち上げるための申請中の承認の可能性に悪影響はないと述べている。
「(証券指定は)それほど悪影響を及ぼすとは思わない。」
ブラックロックは、1月にビットコイン(BTC)のスポットETFのローンチに成功したのに続き、ETHのスポットETFをローンチするためにSECに申請中の数社のうちの1社である。
SECはビットコインを証券ではなく商品とみなしている。
ゲイリー・ゲンスラーSEC委員長は、ETHが証券であると考えるかどうかは明言していないが、ビットコイン以外の多くのデジタル資産を証券とみなす可能性を示唆している。
SECはETHを証券に指定する方向で動いていると報じられている一方で、米商品先物取引委員会(CFTC)はETHが商品であると指摘している。
イーサリアムが有価証券とみなされたとしても、ブラックロックがETHのETFをスポットでローンチすることは可能かと尋ねられたフィンク氏は、可能だと答えた。
また、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)のスポットBTC ETF商品に対する需要は彼の予想を上回っているという。
「ビットコインの長期的な可能性については非常に強気だ。私たちは今、より流動性が高く、より透明性の高い市場を創造している。そして、このようなリテール需要を目の当たりにするとは、申請前には予想もしなかったことで、大変驚いている。IBITは、ETF史上最も急速に成長しているETFである。ETFの歴史上、IBITほど急速に資産を増やしたものはない。」
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer