時価総額で最大のステーブルコインであるUSDTを支える仮想通貨企業が、人工知能(AI)技術に焦点を拡大している。

仮想通貨企業テザーが人工知能への注力を発表し、グローバル採用活動を開始

新たなプレスリリースの中で、テザー社はAIに焦点を当て、事業を拡大すると発表した。

テザー社は、革新的な技術へのコミットメントにより、「AIモデル開発における透明性とプライバシーを支持するために」AI分野に足を踏み入れたという。

同社の声明によると、同社はいくつかの重要な分野でAIへの進出を計画している。

「第一に、テザー・データは、オープンソースのマルチモーダルAIモデルの開発を開拓し、新たな業界標準を設定し、AI技術におけるイノベーションとアクセシビリティを推進する計画である。また、AIソリューションを市場主導型の製品にシームレスに統合するためのコラボレーションを主導し、現実世界の課題に対処するために技術を活用する。最後に、コミュニティへの貢献を通じてより広範なエコシステムと積極的に関わり、テザー・データは革新的なプロジェクトを紹介しながら、オープンAIの分野を発展させようとしている。」

さらにテザー社は、成長中のAIチームに加わる優秀な人材を募集していると発表した。

「人工知能は、現実の世界とデジタルの世界の両方において、私たちの生活のほぼすべての側面に革命を起こす態勢を整えている。弾力性があり高性能な技術で知られるノーザンデータグループへの投資は、我々のビジョンに完全に合致している。本日の発表により、テザー社内に新たな部門が設立され、AIの境界を再定義し、プライバシーを保護するオープンなAI技術を民主化すると同時に、革新性、有用性、透明性の業界ベンチマークを設定する。」と、テザーCEOのパオロ・アルドイノ氏は語っている。

テザーはすでに採用ページでAI部門の募集を開始している。

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