注目のレイヤー1仮想通貨プロジェクトCanto (CANTO)が、新しい収益機能のロールアウトに伴い、今週、史上最高値に爆発的に上昇している。

Cantoは新収益機能の展開に伴い、1週間で190%の急騰を記録

イーサリアムバーチャルマシン(EVM)を実行するパーミッションレス汎用ブロックチェーンのCanto(CANTO)は、執筆時点で0.403ドル(約52円)で取引されており、7日前の取引場所から120%以上の上昇を記録している。

時価総額で196位の仮想通貨は、金曜日に一時、約0.442ドル(約57円)の史上最高値を記録した。

Cantoは木曜日に「Contract Secured Revenue」(CSR)と呼ばれる手数料分割モデルを実装し、ユーザーはプロトコルの取引手数料の一部を得ることができるようになった

同プロジェクトを説明する。

「CSRは、ユーザーがあなたのスマートコントラクトとやり取りした際にネットワークに支払われる取引手数料の一定割合を請求できるようにするものだ。最初のパーセンテージ分割は20%が提案されており、Cantoガバナンスによって投票される予定となっている。」

Cantoの取引量が急増

分散型金融(DeFi)トラッカーのDeFi Llamaは、Cantoの分散型取引所(DEX)の1日の取引量が火曜日に6320万ドル(約82億円)で、前日から200%以上増加したと指摘している。

DEXは木曜日と金曜日にも同様の出来高を記録しており、現在DeFi Llamaの出来高ダッシュボードで6番目に人気のある分散型取引所となっている。

さらに、BlockworksのシニアリサーチアナリストであるDan Smith氏が開発したダッシュボードによると、本稿執筆時点で3億4000万ドル(約440億円)以上の価値がイーサリアム(ETH)からCantoにブリッジされているとのことである。

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