イーサリアムバリデーター数が大幅増加、9月だけで新たに1.1万超追加

今月9月、イーサリアムネットワークのバリデーターの数が大幅に増加していることが明らかになった。オンチェーンデータ分析を行うGlassnodeが報告している。
より具体的には、先日行われたイーサリアムアップデート「The Merge」の前後でバリデーターの数が大幅に増加しており、9月だけで新たに約11,400もの追加が記録されている。

上記グラフは、イーサリアムのバリデーター数の変動を示したものであるところ、当該グラフから明らかであるように、バリデーター数は、6月1日から9月1日にかけてはあまり増加していない。しかし、これは9月初旬に急速な変化をみせ、大幅な増加を記録している。

かかる変化について、Glassnodeは「The Mergeにより、従前から問題視されていた技術的課題及び関連リスクが軽減されたため、投資家の信頼が高まっていることが考えられる」と説明している。

先日には大口投資家「クジラ」によって大規模なETH転送が行われるなど、マージ以降さまざまな側面で注目を集めているイーサリアム。ETH市場の動きと併せて、引き続き業界全体の動向を注視していきたい。

イーサリアムアップデート完了後、クジラによる約1.5億ドル相当のETH転送が確認される
   

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この記事は、bitcoinist.comの「Glassnode: Ethereum Validators Observed Sharp Increase of 11.4k In Sept Alone」を参考にしています。