米SEC委員長はビットコインについて「商品だ」と発言し、自身の見解を示した。

ビットコイン支持者はこの発言を歓迎する反応を見せている。

ゲイリー・ゲンスラー「ビットコインは商品だ」

アメリカの金融規制当局である米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長がインタビューで、ビットコインは商品であると発言した。

仮想通貨について聞かれたゲンスラー氏は仮想通貨のことを「非常に投機的な資産クラス」と述べ、人々がビットコインや他の仮想通貨トークンに投資するとき、他の金融資産に投資する場合と同様にリターンを期待していることを説明。

さらに仮想通貨の多くが「証券としての主要な特性」を有していることを強調し、ビットコインは商品であるとの見解を示した。

一部の、私が言うのはこれだけだが、ビットコインのようなものは、商品だ。

ゲンスラー氏の発言は米商品先物取引委員会(CFTC)のロスティン・ベーナム委員長と意見を同じくするものだが、ゲンスラー氏がビットコイン以外の仮想通貨に言及しなかった一方で、ベーナム氏はイーサリアムに関しても商品であると述べている。

ビットコイン支持者から歓迎の声

ゲンスラー氏がビットコインを「商品だ」と明言したことに対し、ビットコイン支持者は歓迎の反応を見せている。

デジタル資産管理者のエリック・ワイス氏はゲンスラー氏のインタビューをツイッター上でシェアし、今回の発言の重要性を語った。

ゲンスラーはビットコインが商品であると続けて宣言した二人目のSEC委員長であり、今後この分類が変更されることはほぼ不可能となった。実に意味のあることだ。

また、米マイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラー氏も同じ動画をシェアし、下記のように反応している。

ビットコインは、あらゆる財務準備資産に不可欠な商品だ。これで政治家や機関、政府は、経済を成長させ、すべての人の財産権と自由を拡大するための技術及びデジタル資産として、ビットコインを支持することができるようになる。

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