ビットコインが10万ドル(約1,140万円)を突破すると予想

投資銀行大手のゴールドマンサックスは、今後5年間でビットコインが価値保存市場でシェアが50%を超えると、価格が10万ドル(約1,140万円)を突破すると予想。その年複利収益率は18%になると指摘している。

ビットコインは、10万ドル(約1,140万円)という2021年の予想を達成することができなかった。しかし専門家は、長期間でみれば金の市場シェアを奪い予想を達成することができると考えている。

ゴールドマンサックスは、価値保存市場でのビットコインの時価総額は5分の1程度を占めると推定。ビットコインの現在の時価総額は8,130億ドル(約92兆6,820億円)程度だが、浮動分調整した時価総額は7,000億ドル(約79兆8,000億円)を下回っている。

ビットコインは浮き沈みの激しさにも関わらず、ゴールドマンサックスがまとめた「リターン・スコアカード」の中では依然として60%のリターンを記録している。金は年間4%の損失となっている。

(Source: Goldman Sachs Global Investment Research)

ゴールドマンサックスの専門家は、ビットコインを巡る電力消費問題があっても、需要は損なわれないと考えている。最近の調査によると、ビットコインマイニングが今後10年間で世界の電力消費量の0.4%を超えることはないと推定している。

ビットコインが今後5年間で10万ドル(約1,140万円)を突破すると予測されている仮想通貨市場。価値保存市場の動向によりビットコインの価格にも影響が出ることだろう。これからも、ビットコインの価格と価値保存市場と関係について注目していきたい。

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この記事はCOINTEREGRAPH「ビットコイン、今後5年間で10万ドルを突破する可能性=ゴールドマンサックスが予測」を参考にして作成されています。