金融緩和はしばらく続くか

アメリカ連邦準備制度理事会のパウエル議長は日本時間15日午前1時に公聴会を開いた。その中でインフレに対して「一時的な物価上昇には忍耐強くあたる」と指摘し、金融緩和を長期的に続けることを表明。この発言から直近で金融引き締めに舵を切る可能性が低いと考えられ、31,000ドル代に割り込んでいたビットコインは32,540ドルの安値を更新する上昇を見せた。

テクニカル分析

日足

4時間足

1時間足

(参考 TradingViewのBTCUSDTチャート)

日足環境分析

<トレンド>レンジ相場
移動平均:横向き
MACD:マイナス値,横向き
<バリュー>・・・普通
RSI:普通
BB:-1σ~-2σ
<出来高>
減少傾向

ここまでの展開

ビットコインは13日から下落が続いていたが昨日青のサポートラインで反発。売りポジションを持っていた市場参加者の買い戻しによるショートカバーが起こったと考えられる。

青ラインで底を固める展開となったビットコインであるが、依然として相場は弱気の展開が続いており、高値を切り下げながらの推移が続いている。

MACDも依然としてマイナス値で推移。出来高も減少傾向であり、もうしばらく方向性のない相場が続きそうだ。

現在サポートラインとしている青ラインを割る値動きとなると22日安値の28,000ドル付近まで下落する可能性があるだろう。

【上昇のシナリオ】

反発後安値を突破することに成功しましたが、依然として弱気相場が続いています。

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利確:詳細はサロンへ
損切:黄緑のトレンドラインを実体で割った時

【下落のシナリオ】

現在サポートラインとして機能している赤ラインを割った際には22日安値付近まで下落する可能性があります。

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利確:詳細はサロンへ
損切:32,503ドルを実体で突破した時

【見解】

小幅な値動きが続いています。短期のサポートラインを割ると22日安値目指し下落するでしょう。今週中に値動きがありそうですが、下に抜けると予想しています。