パラグアイのBTC法案は期待できない?

先週(5日〜12日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比152,666円(3.89%)安の3,771,000円。大口投資家やマイナーの利食い、さらにはイーサ(ETH)相場の下落で一時は350万円割れを試しに行ったビットコインだったが、9日米時間には株高によるリスクオンが波及する形で切り返し、370万円台を奪回。この日は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策レポートで「暗号資産(仮想通貨)市場の上昇が市場参加者のリスクアペタイトの増加を反映している」と、初めて仮想通貨を名指しにして懸念が示されたが、市場の反応は軽微だった。

週末は、目星い材料もでず、ビットコインは小動きとなったが、今朝方に380万円乗せをトライ。しかし、シカゴマーケンタイル取引所(CME)でBTC先物の取引が始まると上値を抑えられ、週足終値での380万円維持には失敗した。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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