Digital Currency GroupのCEOであるBarry Silbert氏は「いまだに仮想通貨の99%は高値圏にある」と発言した。
Silbert氏は、仮想通貨市場は本来あるべき価格に対して行き過ぎている状況であり、いずれは「投資家の自己満足」「過剰な投機」「米連邦準備制度理事会への信頼の欠如」が、価格の暴落につながる可能性があると主張する。
Silbert氏は仮想通貨市場はいずれ苦境に立たされるとして、以下のようなツイートをしている。
「私は仮想通貨市場全体の暴落に備えて、VIX指数(恐怖指数)をロング(買い)している」
I've gone long the VIX (via $UVXY) to prepare for the macro fireworks
— Barry Silbert (@BarrySilbert) June 14, 2021
「食料や原油の価格が高騰すると、悪いことが起こる。警鐘を鳴らす人が少ないのが残念。」
Bad things happen when food and oil prices spike
— Barry Silbert (@BarrySilbert) June 11, 2021
Shocked so few are sounding the alarm
Silbert氏は、複合的な要因によって仮想通貨が暴落すると予想し、今の段階からVIX指数の買いポジションを仕込んでいるという。
ビットコインは5月下旬〜6月上旬の期間、1BTC = 35,000ドル(約385万円)前後を推移していたが、本日40,000ドル(約440万円)に価格が上昇した。今回の上昇の勢いがさらなる高騰につながるのか、もしくは息切れして下降していくのか、今後の値動きに注目していきたい。
※Digital CurrencyGroupは、Silbert氏によって設立された、ブロックチェーン企業への投資を行う会社である。同社はCoindeskというビットコインやデジタル資産のニュースを扱うメディアも運営している。
⇩この記事を読んだあなたへのおすすめ⇩
[related-post url="https://coinotaku.com/news/articles/130338"]
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 ichi-suke