ブルームバーグのアナリストであるMike McGlone氏は、イーサリアムの時価総額がビットコインを上回る可能性があることを指摘している。
同氏は急速にデジタル化が進んでいる現代で、イーサリアムが非常に重要な役割を占めると考えている。
ブルームバーグのアナリストであるMike McGlone氏は、フィンテックにとってイーサリアムがビットコインよりも重要なものであり、いずれは時価総額を追い抜くと考えている。
イーサリアムはフィンテックにとってビットコインが金であるようなものです。
イーサリアムが時価総額でビットコインを上回る可能性が高まっていることで、イーサリアムへのポートフォリオの配分は慎重になっています。
世界は急速にデジタル化しており、イーサリアムは食物連鎖のトップにあります。
#Ethereum Is to Fintech What #Bitcoin Is to Gold: BI Commodity -- Portfolio allocations to Ethereum are becoming prudent as the No. 2 crypto's potential rises to surpass Bitcoin in market cap. The world is rapidly going digital and Ethereum is at the top of the food chain... pic.twitter.com/FSdodmsc0m
— Mike McGlone (@mikemcglone11) May 27, 2021
大きな可能性を秘めているイーサリアムであるが、問題点として取引手数料やマイニングコストの高さが指摘されており、ビットコイン同様にマイニングに膨大なエネルギーを必要とするため、環境への影響も懸念されている。
こういった指摘に対し、イーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏は、イーサリアムがプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行することで、膨大な二酸化炭素の排出量が大幅に削減されることを指摘している。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)は環境問題を解決するもので、維持するために必要な資源がはるかに少なくて済みます。
このイーサリアム2.0への以降は、早ければ今年中に行われる予定となっている。
(参考 TradingViewのETHJPYチャート 日足)
5月29日7時時点のイーサリアムの価格は26.1万円と、他の仮想通貨同様に5月12日に記録した47.8万円から暴落している。
しかし、年初の価格である7.5万円から考えると未だに3倍以上の上昇となっており、ビットコインに比べて大きく時価総額を伸ばしている。
この暴落から回復して今後も着実な成長を遂げていくことに期待したい。
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この記事はZyCryptoの「Ethereum’s Potential to Surpass Bitcoin in Market Cap Escalates: Bloomberg Strategist」を参考にして作られています。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi