HELP University Group(以下、HELP大学)はQS世界大学ランキングにおいて9つのカテゴリーで5つ星を獲得した唯一の大学で、留学生交換カテゴリーにてアジアの大学650校中1位にランキングしている、マレーシア屈指の名門校です。
ロンドン大学やオーストラリア国立大学などの世界ランク上位校への編入も可能となっており、アジアの優秀な大学生の登龍門ともなっています。
3月22日、当社のグループ会社であるBeatChainマレーシア社(以下、ビート社)と、マレーシアの高等教育機関の一つであるHELP University Group(以下、HELP大学)がブロックチェーン技術を活用した協業を発表いたしました。
ビートチェーンが保有するCMWTとブロックチェーン技術を駆使し、HELP大学での講義や生徒の情報管理などをサポートする予定となっています。
ここ最近のNFT市場ではゲームやデジタルアートがブームとなり価格が高騰しています。
ただ、昨今のNFT市場を見ると「なぜその価格がついているのか」についてロジック立てて分析できるものが少ないです。
これは、価格が上がるかもしれないといいう期待からくる「需給」によって値付けがされているのが理由です。
しかし、NFTが本来有する価値を改めて考えると
ここに集約されているはずと考えます。
そこでビートチェーンとHELP大学が目を付けたのが、将来活躍できる可能性が高い「人材の価値」です。
現在日本では奨学金制度により、学生が教育を受けるための金銭的サポートをするという仕組みがあります。
しかしながら奨学金は借金の状態に近く、多くの学生を苦しめているのが現状です。
高度な教育を受けたくても受けられない優秀な学生や、就職後も返済に苦しみチャレンジングなキャリアに挑みにくい状況となっています。
しかしながら彼ら・彼女らの中にもより高度な教育を受けるべき学生や、転職・起業をすればより大きなことが成し遂げられるという人材もいるでしょう。
ただ実際、借金返済のために安定的な給料を獲得し続けなければならず、現状の環境を変えられないという人は多いです。
HELP大学では現状でも優秀な学生が集まっていますが、今後、学術界での競争力を高めるために、ブロックチェーン技術の学術体系会に力を入れています。
その第一歩として、ビートチェーンがHELP大学に単位認定が可能なブロックチェーン講義を提供する予定だそうです。
HELPグループは今後、学生の情報をブロックチェーン上に学習内容・プロセスの傾向・学位の証明を記録し、信頼性の高い教育の証明書プラットフォームを作成することを目指しています。
さらにそれをNFT化し、学生が保有するNFTを保有することにより、採用活動を円滑にするという事業展開も、ビート社とともに検討中ということです。
学生個人がNFTを保有することとなれば、直近のキャッシュフローに悩む優秀な人材を有効活用することが可能になります。
例えば、成績的にはマサチューセッツ工科大学にいけるが、金銭的な面で実現不可能という学生の場合、その学生は自身のNFTを売り出すことにより、資金調達の機会を得ることができます。
NFTを購入する投資家は、ブロックチェーンに記録された学習内容やプロセスを把握することにより、投資の判断をすることが可能です。
そして無事NFTを購入してもらえた学生は資金調達ができ、マサチューセッツ大学に行くことが可能です。
そして学生は次に、就職することとなります。就職の際に学生の所有権をもつ投資家は、就職先に所有権つまりNFTを売ることで、その差分を利益としても得ることができます。
奨学金が教育の「デット」資金調達とするならば、人材NFTは教育の「エクイティ」調達と考えられます。
実現には困難な部分もありますが、達成されれば、より優秀な人材が誕生する世の中になることは間違いありません。
ここ最近でNFTが流行っていますが、今後も伸び続けるためには現状の需要に沿ったプロダクトが出てくる必要があります。
世界的にも優秀なHELP大学でのブロックチェーンプログラムには、今後も注目するとよいでしょう。
HELP大学への留学に興味を持った方は、こちらから学校サイトを確認してみてください。
私達Beat Holdingsグループでは、ブロックチェーンを用いて様々な価値が流動性を高め、流通する仕組みを作ろうと日々開発に取り組んでいます。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner