米ナスダック上場企業MicroStrategy社CEOのマイケル・セイラー氏が、ビットコインは米ドルに取って代わることが出来ない、という意見に対して反応した。
世界的な経済誌であるForbesのスティーブ・フォーブス会長兼編集長の「ビットコインの価格は高騰し続けていますが、まだドルに代わるものにはなりません」というツイートに対し、
セイラー氏は「ビットコインは通貨ではない」と返事を返した。
敬意を表して言いますが、ビットコインは通貨ではなく、ドルに取って代わるものでもありません。ビットコインは、価値の保存手段として急速に金に取って代わりつつある金融資産です。ビットコインは、よりリスクが高い資産の避難場所から資本を引き付けるため、法定通貨と共存するでしょう。話し合いましょう-
With all due respect, #Bitcoin is not a currency and it is not replacing the dollar. It is a monetary asset rapidly replacing Gold as a store of value. It will coexist with fiat currencies as it attracts capital from weaker safe haven assets. Let's discuss - @SteveForbesCEO https://t.co/NoC0xJwrGG
— Michael Saylor (@michael_saylor) February 2, 2021
また、世界最大の取引所であるBinanceのCEOであるチャンポン・ジャオ氏も「多くの人がビットコインのことを誤って捉えている」とセイラー氏に同調した。
多くの人がビットコインのことを誤って捉えています。彼らは皆、ビットコインが既存のもの(ドル)と取って代わることを恐れて(または期待して)います。そのことは重要ではありません。ビットコインは新しいものです。古いものは気にしません。
Many people get this wrong. They are all either afraid of (or hoping) #bitcoin will replace some existing thing. That's not the point. #bitcoin is a new thing. It doesn't care about the old.
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) February 2, 2021
実際、セイラー氏が主張するようにビットコインを価値の保存手段として購入している人は多いようだ。
コロナショック以降の調査で、「資産ポートフォリオの一つとして」や「法定通貨のインフレヘッジとして」など、価値の保存手段を目的とした購入理由が40.6%を占める結果となった。
(参考:2020年8月実施、 Coincheckユーザー 5,987名向け WEBアンケート調査結果)
セイラー氏の考えるように、ビットコインは次世代の金、つまりデジタルゴールドとしてこれからも法定通貨と共存することになるだろうか。注目だ。
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この記事は、ZyCryptoの「Why Michael Saylor is convinced Bitcoin will not replace fiat」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner