過去1週間、好調な主要アルトコインの中でもひときわ存在感を放っていたイーサリアム(ETH)が、改めて強気の兆しをみせている。

本日よりその価格を大幅に上昇させ、一気に「1,300ドル(=約13.5万円相当)」へと到達。

再び「1,400ドル-1,500ドル」まで高騰する可能性も高く、市場は大きな盛り上がりを見せる。

イーサリアム(ETH)が再び高騰、「1,400ドル」に向かって引き続き上昇基調

(Source: https://www.tradingview.com/symbols/ETHUSD/)

先日過去最高価格を更新し、仮想通貨業界から大きな注目を浴びたイーサリアム(ETH)。

そして本日に入り、再び強気な兆しをみせている。

主要なレジスタンスレベルとして警戒されていた『1,250ドル(=約12.9万円)』ラインを力強く突破したイーサリアム(ETH)は、現時点でもなお4時間足単純移動平均線100SMAをはるかに上回っており、さらなる価格上昇をうかがわせる。

ETH/USDの4時間足チャート(Krakenより)では、1,265ドル付近のレジスタンスラインを上抜けし、弱気トレンドラインを上回っている。

この点について米大手仮想通貨メディアnewsbtc.com、「今後短期的には『1,400ドル-1,500ドル(=約14.5万円-約15.6万円)』に向かってさらに上昇していく可能性」が高いと取り上げた。

過去1週間のイーサリアム(ETH)の動きは? 次なるレジスタンスレベル突破が重要なカギに

先日、仮想通貨時価総額ランキングトップ2に君臨するビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は、それぞれ1,200ドル(=約12.5万円)と35,000ドル(=約363.2万円)を割り込む大幅な下落を記録した。

その後ずるずると下落が続いたビットコインとは対照的に、イーサリアム(ETH)価格は、1,000ドル(=約10.4万円)ラインは安定して守り抜いていた。

そして再び価格が上昇し始める前に1,042ドル付近で安値が形成されて、一気に上昇へと転じた形だ。

現在のイーサリアム(ETH)価格は、1,345ドル(=約13.9万円)のレジスタンスゾーンに近づいている。

これは、1,440ドルの高値から1,042ドルの安値への下落の76.4%フィボナッチリトレースメントレベルに近しいものだ。

1,345ドルの水準を超える明確なブレークが見られた場合は、1,400ドルのレジスタンスゾーンを超える新たなレベルへの扉を開く可能性がある。

その次の主要なレジスタンスレベルは『1,530ドル』付近に存しているとされているため、このあたりまでは上昇トレンドが継続される可能性が高いか。

しかし引き続き下方での価格修正も視野に、主要アルトコイン市場を牽引できるか

一方で、イーサリアム(ETH)価格が1,345ドルおよび1,380ドルのレジスタンスレベルをクリアできない場合、マイナス面への修正を開始するおそれもある。

下方での最初の重要なサポートラインは、『1,240ドル(=約12.9万円)』とされており、引き続き慎重な姿勢で見守っていく必要がある。

その後に見られる主なサポートとしては、『1,180レベル(=約12.2万円)』が挙げられるところ、これ以上の損失は、イーサリアム(ETH)価格を再び1,080ドル(=約11.2万円相当)レベル前後にまで押し下げる可能性が高い。

執筆現在(1月24日16時半現在)、イーサリアム(ETH)価格は1,310ドル(=約13.6万円)付近での推移を継続している。

今後短期的に新たな過去最高価格を更新する可能性も十分にあると考えられるが、ビットコイン価格の下落は懸念材料のひとつ。

引き続き、ビットコインやイーサリアム(ETH)をふくむ仮想通貨市場全体の動きに、細心の注意を払っていきたい。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事は、www.newsbtc.comの「Technical analysis, ETH: Ethereum Starts Fresh Increase, Why ETH Could Surge To $1,500.」を参考にして作成されています。