日本時間で1月18日、イギリスおよびスロベニアに拠点を置くヨーロッパ大手仮想通貨取引所Gatehubが、新たにリップル(XRP)元帳ウォレット関連サービスである「WalletProtect」の提供を開始したことを発表した。
「WalletProtect」では、バックアップキーの作成・安全なキーストレージ・資金回収・盗難防止など安全機能の向上が図られ、引き続きユーザーファーストのサービス提供に注力していくという。
イギリスおよびスロベニアに拠点を置くヨーロッパ大手仮想通貨取引所Gatehubが、新たにリップル(XRP)元帳ウォレット関連サービス「WalletProtect」の提供開始を発表した。
同サービスでは、安全機能向上が主要目的とされており、主な新サービスは以下の通り。
・バックアップキーの作成: ウォレット所有者がキーを紛失した場合、仮想通貨にアクセスする機能を保証
・安全キーストレージ: 安全性の高いセキュリティプロトコルとアクセス制御を活用して、サードパーティによる不正アクセスを防止
・資金回収: カスタマーエラーおよび経営破綻が原因でウォレットにアクセスできない場合、ユーザーの仮想通貨資産はバックアップキーが作成された新しいウォレットに再入力
・盗難補償:ユーザーの仮想通貨が盗難に遭った場合、または侵害された場合、WalletProtectは金銭的補償を提供
今回の「WalletProtect」について、GateHubの創設者兼現CEO(最高経営責任者)であるEnejPungerčar氏は、以下のようにコメントした。
「WalletProtectにより、最高レベルの暗号化保護をお客様に提供しています。バックアップキーの作成と安全性の高いストレージを通じて、多くの仮想通貨保有者が抱く資産にアクセスできなる不安を取り除くことが可能となります。また、包括的な保険と預金保護保証のメリットにより、GateHubユーザーは、何が起こっても損失を被らないことを確信できます。」
また、今回GateHubと共同してWalletProtect提供に携わった仮想通貨セキュリティサービス開発企業Coincoverの共同創設者兼現CEOを務めるDavid Janczewski氏は、以下のように語った。
「GateHubと提携して、Coincoverの安全基準を新しいWalletProtect製品に提供できることをうれしく思っています。GateHubのお客様は、仮想通貨が安全・安心であるとさらに確信できるようになりました。これはGateHubにとってエキサイティングな成長であり、わたしたちのパートナーシップを通じて、より強固なセキュリティ基盤上に構築し、ユーザーの資産の安全性を保証する仕組みを形成していきます。」
取引所Gatehubとは、リップル(XRP)の他、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も保管可能なウェブウォレットとして利用することができることで知られており、あらゆるサービスからシステムアクセス・財務状況管理することが可能。
2016年、Ripple社が提供していた『Ripple Trade』が終了した際、移行先として紹介されたこともあるウォレットで、リップル(XRP)を保管することができる中では最も有名なウェブウォレットのひとつ。
SEC(米証券取引委員会)によつRipple社提訴問題を受けて、その後の動向に注目が集まっていたが、先週には仮想通貨リップル(XRP)に関して、「今後もサポートし続ける」との対応姿勢を表明したことが報じられていた。
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この記事は、www.cryptoninjas.netの「Wallets News: GateHub launches Wallet Protect to cover up to $100K for XRP ledger wallets.」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta