世界的大手金融リスク管理会社であるFRMO社が、仮想通貨リップル(XRP)についての見解を示した。

同社の報告によると、「仮想通貨の中でもリップル(XRP)は最も魅力的な資産のひとつ」だといい、特に『取引にかかる手数料』の側面から、高い評価を示した。

 大手金融リスク管理会社がリップル(XRP)を高評価、デフレ通貨という観点に関心

大手金融リスク管理会社FROM社が、仮想通貨リップル(XRP)についての評価を示した。

FRMO社は、各上場企業の金融リスクを分析し、そのリスクを軽減する投資戦略と技法などを公表する世界的大手企業のひとつ。

そんなFRMO社は、仮想通貨リップル(XRP)に関する分析データを報告し、「仮想通貨の中でもリップル(XRP)は最も魅力的な資産のひとつ」だと結論づけた。

XRPに関する報告では、主に以下のように述べられている。

XRP自体は明らかにデフレ的な資産であり、より興味深い通貨の1つですXRPトランザクションには適度なコストがかかりますが、そのコストは実際にはいかなる仲介業者にも支払われません。それは、XRPユニットのごく一部に過ぎず、ネットワークを保護するために使用される手数料は単純に破棄されていきます。したがって、XRPユニットの数は絶えず減少しています。」

また、FRMO社は、「XRPが主流通貨としてより一層幅広く採用されることとなれば、それがXRPのバリュープロポジションの要因になる可能性がある」と主張する。

XRPには合計「1,000億」の供給があり、XRPトランザクションが行われるたびに、その内容が書き込まれます。XRPのトランザクション速度が大幅に上昇すると、通貨数が大幅に減少するため、XRPそのものが時価総額の上昇を記録していなくても、ユニットあたりの価値が増加し、かなりの利益を得ることが可能です。」

これまでも仮想通貨リップル(XRP)は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようにマイニングはされていない点にくわえて、『XRPを誰かが使うたびに手数料分のXRPが破棄されるため、需要が広がり、利用が進むに連れてデフレが進行していく仮想通貨』として業界から高く評価されてきた。

今回FRMO社がリップル(XRP)について取り上げたように、今後、リップル(XRP)をはじめとした仮想通貨に関するデータ分析が盛んに行われるようになっていく可能性が高い。

こうした流れは、世界的な仮想通貨の実用拡大という側面において、非常にポジティブな動きだといえるだろう。

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この記事は、dailyhodl.comの「Intellectual Capital Firm Calls XRP One of the Most Intriguing Assets in Crypto.」を参考にして作成されています。