リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏は、「異なる通貨間に生じる問題」にも言及し、XRPのユースケース拡張に向け、幅広い試みを行っていく姿勢も示した。
Part 3 with @bgarlinghouse CEO @Ripple -
— Julia Chatterley (@jchatterleyCNN) December 2, 2020
The evolution of #Ripple as a global liquidity platform, @FlareNetworks, and where Ripple is in 2 yrs time (yes to being public company!!) $XRP pic.twitter.com/AyZYLOMTJV
先日行われたCNNとのインタビューにて、リップル社CEOであるBrad Garlinghouse氏は、「XRP以外のデジタル資産を利用していくことについてオープンな考え」を示した。
このインタビューにて、Brad Garlinghouse氏は、「将来的に、リップル社がステーブルコイン及びその他のデジタル通貨を使用することにオープンか否か」について問われた際、以下のようにコメントした。
「シンプルな答えとしては、“イエス”です。ステーブルコインは従来の通貨とは少し異なり、独特なものです。なぜなら、ドル建てのステーブルコインを持っていても、通貨間の問題がまだ存在しているからです。」
「ただし、わたしたちは、XRPの流動性がほとんどない市場に参入した場合に、流動性が高い可能性のある別のデジタル資産を使用できるように、リップル社の製品を効率的に設計しました。(中略)その必要性はまだ明確にはなっていませんが、お客様が抱える問題を解決する際は、お客様を第一に考えたいと思っています。XRPと法定通貨の間の効率化が十分に図られていない市場が地球上のどこかにあることがわかった場合は、別のデジタル資産を使用することも検討するかもしれません。」
Brad Garlinghouse氏は、「リップル社は仮想通貨ベースの送金プラットフォーム拡張を検討してきたため、従来の市場と新興市場の双方でのニーズを満たしている」とも述べる。
「私たちのビジョンは、XRPエコシステム全体でグローバルな流動性をプラグインし、その活用を可能な限り簡単なものにすることです。XRPのもつ転送速度・スケーラビリティ・トランザクションコストなどの優れた特長が、XRPを活用して解決を試みている数々の問題に対して完全に適合していることは、極めて明白です。また、XRPの背後にあるコミュニティ、その他のユースケースが、日々成長していることも明らかです。」
これまでもリップル(Ripple)社およびBrad Garlinghouse氏は、「ユーザー第一」を掲げてさまざまな問題解決に取り組んできた。
今後も、XRP活躍の場をより一層広げていく上では他のデジタル資産等々をも活用することをいとわないBrad Garlinghouse氏の考え方は、仮想通貨業界に大きな影響をおよぼしていくことだろう。
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この記事は、dailyhodl.comの「Ripple Open to Using Additional Crypto Assets Aside From XRP, Says CEO Brad Garlinghouse.」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta