「ビットコインの時代は終わり」元ゴールドマンCFO、デジタルドルの勝利を語る


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元ゴールドマンサックスのCFO(最高財務責任者)であるR. Martin Chavez氏が、「ビットコイン(BTC)は“お金”ではないため、デジタルドルには勝てない」との旨の発言をし、業界が大きな盛り上がりを見せている。

同氏のこの発言は、仮想通貨(暗号資産)市場にも影響を及ぼすこととなるのか。

「ビットコイン(BTC)やステーブルコインは、デジタルドルに勝てない」

 Martin Chavez氏は、最高情報責任者・最高財務責任者、証券部門のグローバル共同責任者など、ゴールドマンサックスで数々の役職を務めていた世界的にも非常に強い影響力をもつ人物のひとりだ。

同氏は、仮想通貨ビットコイン(BTC)やその他ステーブルコインを「驚くべき研究プロジェクト」だと認識していることを前提としながら、「(これらは、)“お金”ではないため、デジタルドルなどのデジタル通貨には劣っている。」と語った

加えて、R. Martin Chavez氏はコロナウイルスの感染拡大による世界経済の悪化を2008年の金融危機と比較し、以下のように述べた。

「コロナウイルスの感染拡大は、金融政策に苦しむアメリカ政府に対して、デジタル通貨の必要性を示している。それはビットコイン(BTC)やステーブルコインではなく、ブロックチェーンベースのデジタルドルでなければならない。ステーブルコインは、“ステーブルではなくなる瞬間”までは安定しているが、“ステーブルではなくなる瞬間”は突如訪れる。」

ビットコイン(BTC)やステーブルコインが“お金”ではなく、デジタルドルには勝てないと熱弁したR. Martin Chavez氏の発言は、ビットコイン価格に少なからず影響が及ぶ可能性がある。

今後も引き続き、慎重に仮想通貨(暗号資産)市場を見守っていきたい。

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この記事は、the block cryptoの「元ゴールドマンサックスCFOが、ビットコイン(BTC)やステーブルコインよりもデジタルドルの方が優れている理由を分析」を参考にしています。

投稿日時: 2020/07/09 13:24
著者: CoinPartner編集部 kenta

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