暗号資産(仮想通貨)ライトコイン、取引の匿名性向上を実装決定 ビットコインと差別化へ一歩踏み出す


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暗号資産(仮想通貨)ライトコインの開発者が、アップデートによって匿名性を保った取引を可能にすると発表した。

ビットコインとの差別化を進める上での大きな一歩となるだろう。

仮想通貨ライトコインが新技術で匿名性を獲得へ

暗号資産(仮想通貨)ライトコインの開発者であるCharlie Lee氏は、ライトコインの匿名性を向上させるアップデートを行うとツイッター上で発表した。

今回採用される匿名化の技術はMimblewimble​と呼ばれ、そのアイデアそのものが2016年に誕生した非常に新しいものだ。

この技術が導入されれば、今後ライトコインを利用した送金を行う際に、送金元と送金先の特定が不可能になる

このアップデートによって送金の柔軟性が向上し、ビットコインとの差別化も大きく図れるだろう。

「ビットコインが金に当たるなら、ライトコインは銀だ」と表現されるように、ライトコインはビットコインの二番手という認識が強くあった。

しかし、現在そのビットコインとの差別化をしようとライトコインは躍起になっている。

今回のアップデートによりビットコインとの差別化は可能になるものの、送金の匿名化はマネーロンダリングのような犯罪行為の温床となり、法規制されてしまうリスクがある。

​この一手が吉と出るか凶と出るかは、実際に利用されてみなければわからない部分が多い。注意して今後の動向を見守る必要がありそうだ。

投稿日時: 2019/02/08 20:12
著者: CoinPartner編集部 CoinPartner

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