この一週間で暗号資産(仮想通貨)を取り巻く環境に、どのような変化が起きたのか。
CoinPartnerでは、ここ一週間で起きた暗号資産(仮想通貨)市場を賑わせることになったニュースを、インフルエンサーの発言とともに振り返る。
仮想通貨取引所BinanceのCEO、欧州に新たな取引所を開設
あの大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceが、イギリス王家直轄領ジャージーに新たな暗号資産(仮想通貨)取引所「Binance Jersey」の設立を宣言した。
この取引所では、ポンド・ユーロといった欧州の法定通貨と暗号資産(仮想通貨)の取引が可能になっているため、欧州マネーによって暗号資産(仮想通貨)市場が拡大されるのではないかという期待感が高まっている。
この件については、こちらの記事でより詳しく解説している。
大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceが、ユーロ・ポンドに対応した暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームを設立する。この試みはヨーロッパ・マネーが暗号資産(仮想通貨)市場に流れ込む起爆剤となるのだろうか。
コインチェック(Coincheck)が金融庁認可取引所に
続いてまた取引所関係のニュースとなる。
昨年NEMの大量盗難が大きく報じられた暗号資産(仮想通貨)取引所、コインチェック(Coincheck)に1月11日、暗号資産(仮想通貨)取引所として金融庁から認可が降りた。
NEM盗難事件前は国内最大規模の暗号資産(仮想通貨)取引所であったこともあり、今後そのノウハウを活かした取引所運営に期待が持てる。
認可時に行われた会見について、こちらの記事でより詳しくまとめている。
暗号資産(仮想通貨)取引所は11日、金融庁の認可を受けて正式に暗号資産(仮想通貨)交換業者に認定された。認可に際して開催された記者会見の内容を以下にまとめている。
ニュージーランドの仮想通貨取引所Cryptopiaから仮想通貨盗難
最後はまたBinanceCEO、Changpeng Zhao氏のツイートで振り返ろう。
16日、ニュージーランドの暗号資産(仮想通貨)取引所Cryptopiaが大量の資金を盗難されたというニュースが飛び込んだ。そして、犯人は盗難した資金の一部をBinanceに送金しようとしていることがブロックチェーンの追跡で明らかになったのだ。
それを知ったBinanceの運営は、送り先のBinance口座を凍結した。
Cryptopiaのハッキングに関するニュースはこちらの記事で詳しく解説している 。
暗号資産(仮想通貨)取引所Cryptopiaが、2019年1月14日にハッキング被害にあい、大量の資金が盗まれたと発表した。