本日のビットコイン相場は、一時日足安値59,600ドルでのロング決済を意識した反発の動きが見れたものの、その後は中東の地政学リスクの再浮上と本日のFRB政策金利へのマイナス思考から、売り勢力が拡大していく動きが見れた。
現在の1時間足チャートを見てみると、強いショートトレンドが継続していることが確認できる。しかし、今後は価格調整を狙ったロングエントリーも検討が出来そうだ。
その要因として考えられるのは、1時間足チャートの現在値が200EMAと離れすぎていることがある。これまでの動きを見てわかるように現在値が200EMAから離れすぎると、投資家たちは価格調整のために200EMAに近づくトレンドを検討するようになる。
そのため、今回だと日足サポートライン61,150ドルまで戻し、そこから戻り売りor押し目買いのパターンになる可能性が高い。
ただし、現在の短期足チャートを見てみると買いのチャンス圏内まで少し距離があるので、ロングを狙う投資家は積み立ての準備をしつつも、ある程度の時間は様子見する展開となるだろう
エントリー:日足サポート61,150ドルまで戻した後に1時間足で押し目買いを形成したとき(62,000ドル付近)
利確:65,150ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えた時
本日の相場では、午前中にこれまでの売り勢力によるロング決済が集中し、少しの反発を見せる展開があったものの、今晩のFRB政策金利への不透明感があるためことや、日足サポート61,150を実体越えしたたため、買い戻しを検討する投資家が非常に少なかったようだ。
現在の1時間足チャートを見てみると、200EMAからかなり離れており、投資業界では必然的に起こる”200EMAに近づくための価格調整”が発生していくかの性が非常に高い。そのため、現在の状況でショートを検討する場合は短期足での小さい値幅がリスクに対して妥当だと考えられる。
ただし、今回のFRB後に価格が調整され、日足サポートまで戻した場合は、相場状況によってはその後の数日間の利益を見込んだ戻り売りを検討することもできる。現在の相場状況ではFRB発表までは積極的な売りは検討しにくい
また、投資家の中では現在の安値をポイントに、半減期後の中期的な上昇トレンドがスタートしていくとの見方も増えているため、ショートを検討する場合はこの情報に関しても視野に入れておく必要がある。
エントリー:日足サポート61,150まで戻した後に80EMAの下向きで再度下落の動きを見せた時(60,000ドル付近)
利確:57,170ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近安値を実体で超えた時
取引高 | +73.82% | $100.69B |
未決済建玉(OI) | -6.02% | $28.18B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $145.59M | |
24時間の間に清算されたショート | $19.40M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +73.39% | $46.51B |
24時間ショートボリューム | +85.90% | $50.39B |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
本日の相場では、日足安値での一時的な反発の動きが確認されたが、”イスラエルが停戦条件で合意したものの、数時間後にがラファは引き続き攻撃するとの矛盾発言”や”FOMCでのタカ派が多いことによる利下げ回数への期待がないコト”の要因で再度下げに転じた。
現在の下落トレンドを見て、これから新規参入を検討している投資家もいると思うが、そのような場合は”FOMCによる発表後の相場心理”と”1時間足200EMAまでの価格調整”を見通した検討を行う必要がある。
現在の相場を見る限り、FOMCでの大きな変動がなければ、価格調整を見込んだ短期的な上昇トレンドが起きる可能性が高いと見ているので、今後のファンダ情報と相場の流れの2つに注目するしていくことがカギとなる
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投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami