SolanaウォレットSolflareは、MetaMaskユーザーが既存のMetaMaskウォレットから直接Solanaポートフォリオを管理できるようにする新機能を開始した。
メタマスク、ソラナのサポートを開始
長年にわたり、SolanaはMetaMaskと互換性がなく、MetaMaskのネットワーク上で発行されたSOLやNFTを保管するために新しいウォレットを作成する必要があった。
Solflareは、この新機能の登場がSolanaへの参入障壁を低くし、イーサリアム愛好家がSolanaに挑戦するきっかけになると信じている。
Solflareの共同設立者であるフィリップ・ドラゴスラヴィッチ（Filip Dragoslavic）氏はプレスリリースの中で、「MetaMaskは圧倒的に人気のあるウォレットであり、新しいウォレットをインストールする際の摩擦が、多くの潜在的なSolanaユーザーの足を止めていた」と述べている。
彼は、この統合は「画期的なものになる可能性がある」と付け加え、ソラナの "信じられないほど活気のあるアプリのエコシステム "にWeb3で最大のユーザーベースをもたらすと述べた。
この2つのネットワークは異なるインフラに依存しており、ブロックチェーン分野を苦しめている断片化の一因となっているため、これは重要な進展だ。
この機能は、「Solana Snaps」と呼ばれるツールを使ってイーサリアムや他のEVM互換チェーンとの接続を作成し、すべての資産を一箇所で管理できるようにする。
その中核となるのが、deBridge社の製品であるDLNを搭載した統合ブリッジであり、これによりEVM資産をSolanaに移植することができる。
発表によると、「簡単なインストールプロセス」に従って、EVM資産をSolanaに移行するのに1分もかからないという。
MetaMask Snapsのプロダクトリードであるクリスチャン・モントーヤ氏は、この新機能を "よりシームレスなユーザーエクスペリエンスの実現に向けた重要な一歩 "と表現した。
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