ブラジル大手の仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが、ブラジル中央銀行から決済プロバイダーのライセンスを付与されたことを発表した。
このライセンスにより、国内で規制対象の法定通貨ウォレットサービスを提供することが可能になる。
Mercado Bitcoinが決済プロバイダーのライセンスを獲得
ブラジル現地メディアのValor Economicoが仮想通貨取引所Mercado Bitcoinの決済プロバイダーライセンスを獲得を報じている。
ブラジルで決済プロバイダーとして認可を受けている取引所は、同取引所の他にCrypto.comとBitsoの2つのみとなっている。
現在同取引所はユーザーが仮想通貨を購入し、デジタル債券やさまざまな資産に投資できるデジタル口座「MB Pay」を運営しており、利用者は400万人以上となっているようだ。
今回の認可についてMercado Bitcoinの親会社である2TMのRoberto Dagnoni CEOは、事業を行う上で非常に重要な出来事だと述べている。
中央銀行の承認は、私たちのビジネスを拡大し続け、お客様により良いサービスを提供することを可能にする重要なステップです。
そして同氏は仮想通貨の決済カードなど、仮想通貨と従来の金融サービスを組み合わせた金融サービスを提供する予定であると付け加えた。
なお、同社のフィンテック展開は2021年に予定されていたが承認手続きが障壁となっており、ようやく着手することが可能になったようだ。
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この記事はCointelegraphの「Brazilian crypto exchange Mercado Bitcoin licensed as payment provider: Report」を参考にして作られています。