仮想通貨企業Bakkt、買収したApexCryptoを通じて提供していた36の仮想通貨のうち25銘柄を上場廃止にすることを発表した。
同社は今回の対応を、「最近の規制指針と業界動向を考慮したもの」と述べている。
約7割の仮想通貨を上場廃止に
米インターコンチネンタル取引所の子会社である仮想通貨企業のBakktが、ApexCryptoに上場している25銘柄を廃止することを発表した。
廃止対象銘柄は以下の通りとなっている。
Aave(AAVE)、Avalanche(AVAX)、ApeCoin(APE)、BancorNetworkToken(BNT)、BasicAttentionToken(BAT)、Chainlink(LINK)、Chiliz(CHZ)、CompoundToken(COMP)、Cosmos(ATOM)、CurveDAO(CRV)、EnjinCoin(ENJ)、Fantom(FTM)、Filecoin(FIL)、GALA(GALA)、TheGraph(GRT)、InternetComputer(ICP)、Loopring(LRC)、MakerDAO(MKR)、Republic(REN)、Stellar(XLM)、Sushiswap(SUSHI)、Synthetix(SNX)、Texos(XTZ)、Uniswap(UNI)、Yearn.finance(YFI)
Bakktは2022年11月にフィンテック市場分野での強化としてApex Cryptoを買収する計画を発表し、今年の4月に完了した。
Apex Cryptoは約500万人の顧客に対して仮想通貨に関する清算、カストディ、原価計算、税務サービスなどを展開している。
この買収はB2Bに特化していくための戦略の一環であり、同社は今年2月に2年間提供していた消費者向けアプリを終了することを発表した。
事業方針の転換を図っている同社ではあるが市場で苦戦を強いられており、前四半期の売上高は1300万ドル(約17.6億円)と、アナリストの平均予想を10%下回る結果となっている。
また、Bakktの株価は年初来で約3.45%上昇しているが、過去6ヶ月では40%近く下落している。
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この記事はCryptoSlateの「Bakkt to delist two-thirds of supported tokens」を参考にして作られています。