仮想通貨エコシステムの汚職や詐欺関連のニュースに焦点を当てたオンラインメディアであるCrypto Leaksは、競合他社を標的にするためにリップルが法律事務所へ資金提供していると主張した。
リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏はTwitterでこの主張を否定している。
ライバル企業を貶めようとした疑惑
Crypto Leaksは金曜日に、情報源不明の一連の短い動画を含むレポートを公開した。
このレポートでは、リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏が競合他社をターゲットにするために法律事務所に資金を提供したと主張している。
また、Roche Freedmanを設立したKyle Roche氏が、米国証券取引委員会(SEC)に対する訴訟でRipple社の代理人を務めていた法律事務所Boies Schiller Flexnerと協力していたと述べている。
Roche氏はGarlinghouse氏に、ライバルである仮想通貨企業をターゲットにして、訴訟を起こす法律事務所に投資するよう持ちかけたとされている。
そして、Garlinghouse氏が彼の提案に同意したとレポートは主張している。
「Brad Garlinghouse氏が何らかの理由でKyle Roche氏に投資したが、SECから彼を救えなかったことは確かだ。」
リップルCEOは疑惑を否定
Garlinghouse氏はTwitterで上記のような疑惑を否定し、「Kyle Roche氏とは会ったことも話したこともない(ましてや出資したこともない)。」と主張した。
リップル社と XRP コミュニティはすぐに同社 CEO の擁護に回り、そこであるユーザーは Crypto Leaks が提唱する主張の欠点を指摘している。
そのユーザーは、主張がKyle Roche氏のコメントに基づいており、証拠なしに事実として提示されていると非難した。
Garlinghouse氏は競合他社をターゲットとする法律事務所への投資を否定しているが、Ripple社の共同創業者で執行会長のChris Larsen氏は、Bitcoinのコードを変更する活動に関与したことで悪名高く知られている。
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