ロシアルーブル金利「20%」に引き上げ、ビットコイン取引高は急増
本日28日、ロシア中央銀行が金融政策決定会合を開き、政策金利を従来の9.5%から20%に引き上げることを発表した。
利上げは2月に入って2度目となるが、金利が20%台となるのはロシア危機の影響が顕著であった2003年以来だ。
SWIFTからの一部銀行排除など、ウクライナ侵攻による米欧の経済制裁等と金利引き上げとが相まって、ロシアルーブル売りが加速している。そして本日、ルーブルは過去最安値を記録、市場混乱が続いている。
ルーブル建てビットコイン(BTC)の取引高は、約9カ月ぶりの高水準にまで急増しており、ロシア国内での仮想通貨への逃避が加速していることが伺える。また、ウクライナにおける仮想通貨取引所でのビットコイン及びアルトコインの取引高も急激な増加を記録。
前述の政策金利等の決定に注意を払いつつ、仮想通貨市場への影響に警戒する必要がある。
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