マレーシア中央銀行がCBDCを「積極的に評価」|仮想通貨の法定通貨化には不信感も


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マレーシア中央銀行がCBDC採用へ「積極的に評価」仮想通貨対する不信感とは裏腹に

BNM(=Bank Negara Malaysia)の名でも知られるマレーシア中央銀行が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を「積極的に評価している」との姿勢を明らかにした。

以前より、同行はCBDCの作成及び採用に向けて研究を続けていたところ、再びその有用性を高く評価していることを報告する形となった。

CBDCについて、BNMは、「現時点ではCBDC発行は決定されていない」としつつ、「将来的にCBDCを発行する必要が生じた場合に備えて、概念実証及び試験を通じて、CBDCの研究に注力し、技術的・政策的能力を強化しています」と述べた。

BNMといえば、これまで何度もビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨に対する不信感を示してきたことでも知られている。「仮想通貨にはマネーの普遍的な特性を有しておらず、その結果、これらを法定通貨として採用することはできない」との姿勢を明らかにしたことでも注目を集めた。

それでも、やはりCBDCに対する評価は依然として高い様子。昨年12月には、「マレーシアの金融システムは、個人及び企業のニーズを満たしながら、経済の機能を引き続き支援していく」との姿勢も表明しており、必要性があればCBDC採用にも積極的に参画する姿勢だ。

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この記事は「Central Bank of Malaysia is Testing Efficiency of a Central Bank Digital Currency (CBDC)」を参考にしています。

投稿日時: 2022/01/18 08:17
著者: CoinPartner編集部 kenta

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