仮想通貨市場は上昇一時休止も上昇トレンド継続か

​昨日まで上昇相場が全体的に続いていた暗号資産(仮想通貨)市場であったが、今日は価格の変動が穏やかであった。

各通貨チャートの特徴が違うため、分析が難しいが今後も上昇トレンドが継続するであろう。


この上昇の要因としては度重なる好ファンダメンタルズによるであろう。

今日一番のニュースは「Amazonがリップルネットを導入する可能性が出てきた」ことであろう。

​リップルにとってはかなり良いニュースとなっているが、市場全体が同じような値動きをする暗号資産(仮想通貨)では全体にとって良いニュースと言える。 

​今月14日、Amazonは新サービス「Amazon Pay UPI」のリリースを発表。このAmazon Pay UPIの決済システムにリップルネットワークが導入されている可能性が高いことに注目が集まっている。

 ここからは現在の主要通貨のチャートを確認していく。

ビットコイン(BTC)

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

20日20時現在のビットコイン(BTC)の価格は436,000円となっている。前日同時刻と比べて+1.57%の下落となっている。

ピンクのサポートラインが意識されていることから、直近では安値を切り上げながら上昇する可能性が高いと考えている。

上昇のシナリオとしては、昨日の三尊ヘッドライン(44万円)を上に抜けるかに注目だ。

もしそこを抜けることができれば、次は45万円まで上昇していくであろう。

下落のシナリオとしては、ピンクのサポートラインを割れるかに注目だ。

底を割れば再度41.1万円まで下落するであろう。

もしそのラインも割るようであれば、再度30万円台に突入し、39.1万円付近まで下落するであろう。 

20日20時現在のビットコイン(BTC)の価格は436,000円となっている。前日同時刻と比べて+1.57%の下落となっている。

リップル(XRP)

(出典:TradingView XRPUSD 1時間足

20日20時点でのリップル(XRP)の価格は0.334ドル(36.03円)。前日同時刻と比べてー2.23%の価格下落となっている。

リップルは現在明確な三尊を形成しており、短期的には下落する可能性が高い。

下落のシナリオとしては三尊のネックラインまで下落した後、そのまま下落していくかに注目である。

ネックラインを割る展開となれば、そのまま黄緑ライン(③0.318ドル:35.24円)まで下落するであろう。

下落の勢いによっては青ライン(0.305ドル:33.84円)まで下落する可能性もある。

上昇のシナリオとしては、ここから再度⑤後長期レジスタンスライン・ピンクライン(⑥0.325ドル:33.84円)をブレイク出来るかに注目である。

ここを突破出来れば再度、水色ライン(⑥0.345ドル:38.23円)まで上昇するであろう。

さらにここをブレイクすれば40円台へ向けて上昇をはじめ、最大で0.405ドル:44.88円まで上昇するであろう。 

19日20時点でのリップル(XRP)の価格は0.334ドル(36.03円)。前日同時刻と比べてー2.23%の価格下落となっている。

イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView ETHUSD 1時間足

20日20時点でのイーサリアム(ETH)の価格は16,052円。前日同時刻と比べてー0.83%の価格下落となっている。

イーサリアムは一時価格を落としたものの、再度上昇しているため今後も上昇する可能性が高いとみている。

下落のシナリオとしてはここからピンクライン(①140ドル:15,488円)まで下落にするかに注目だ。

そのラインを割れば②長期レジスタンスライン・黄緑ライン(③126ドル:15,488円)まで下落するであろう。

上昇のシナリオとしてはここから高値を更新できるかに注目である。

上昇が続けば160ドル(17,733円)まで上昇するであろう。