ビットコイン(BTC)は正念場 上昇続けば強気相場に

26日17時現在のビットコインの価格は395,400円となっている。前日同時刻の価格389,000円と比べて1.5%の上昇となっている。
昨日の記事でも述べたように、今日の14時ころにオレンジライン・39万円を突破し、17時前に5000円幅上昇する展開となっている。
しかし、まだ40万円までは上昇しておらず、396,999円を背に価格を反発させている。

(出典:Trading View)

現在上昇はしたものの未だに、上昇の幅も小さいためまだ強気相場になったとは考えていない。

現在の重要ラインは、下が39万円(黒ライン)と上が40万円(ピンクライン)である。

上昇していく場合にネックになると考えていないた39万円(黒ライン)・次にオレンジラインを上抜けしたことから、40万円(ピンクライン)まで上昇する可能性が高くなった

もし40万円を突破することが出来れば再度41万円付近(青ライン)までの上昇が考えられ、41万円を突破することができれば週間の予想最高値である44.1万円まで上昇する可能性がある。

下落のシナリオではまず39万円(黒ライン)・38.4万円(黄緑ライン)と順に割るようであれば下落の可能性が再度浮上してくる。

それらのラインを割るようであれば22日安値の37.6万円を目指して下落するであろう。

もし37.6万円も割るようであれば、去年安値の35.5万円を目指す可能性もある。

上昇の兆しが見えたものの、ビットコインをめぐってはあまりいいニュースが出てきていない。

たとえば、米大手オプション取引所CBOEがビットコインETFの申請を取り下げたことを米証券取引委員会(SEC)が発表英政府の金融監督当局が、暗号資産(仮想通貨)の大部分を証券として認めないという見解を示す等の法律面で悪いニュースが続出している。 

米大手オプション取引所CBOEがビットコインETFの申請を取り下げたことを、米証券取引委員会(SEC)が発表した。しかしこの件のビットコイン価格への影響は軽微であった。

さらにビットコインのマイニング装置がウィルスの脅威にさらされたりなど市場には多くの不信感が募っている。

現在40万円まで価格を伸ばすことができない理由もこれらのファンダメンタルズのせいかもしれない。

ここを突破することができなければ、弱気相場は継続すると考えている。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。