世界経済フォーラム2019にて決済サービスを提供するPayPalのCEOは「小売店向けの決済方法として暗号資産(仮想通貨)は普及しないだろう」と発言。
その理由として、暗号資産(仮想通貨)の価格変動率の高さを挙げた。
PayPalCEOのダニエル・シュルマンは、今月23日にスイスで行われた世界経済フォーラム2019にて、「暗号資産(仮想通貨)は決済手段として小売店から受け入れられることはないだろう。」と米経済メディアCNBCのインタビューに答えた。
その理由として、ビットコインの価格変動率が高いことと、小売店は商品あたりの純利益率が低いことをシュルマンは挙げた。
「ビットコインが数週間の間に15%下落したとしましょう。すると、ビットコイン決済を行っていた小売店の多くは数週間分の利益をすべて失ってしまうのです。」
FinTech界の巨人は暗号資産(仮想通貨)決済の普及に懐疑的だが、その懸念は現実のものとなってしまうのだろうか。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner