​仮想通貨ビットコイン、レジスタンスラインを超えるも価格急落

​25日午前12時頃暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格は、一時は411,000円の安値をつけた。前日同時刻の価格は463,000円で、約11.2%の価格の下落となった。

昨日の相場では、意識されていた46万円台のレジスタンスラインを上に抜けた。

一見逆三尊を成立させたと思わせたが、結局そのまま価格があがることなく、今朝から昼頃にかけて価格が暴落した。

チャートの形は、逆三尊否定となった。


(出典:Trading View)

約一週間ほど価格を上げてきたビットコインは、トレンド転換という噂も散見されていたが、今回の価格上昇は長期下降トレンドの中での調整上げと結論付けるのが妥当だろう。

現在ビットコインの価格は41万円台前半を推移しているが、この41万円のラインを明確に割る動きがみられると、さらに大きく価格が下落していく可能性が高い。

この41万円のラインは上げ相場の中でのサポートラインとなっているので、ここからロングエントリーをしている人も多く、それらの人の損切りが始まれば一気にビットコインの価格は下がると考えられる。

しかし今回の下落前を考ると、騙しには気を付けたい相場となっている。今回の下落前にはいったん強いレジスタンスラインを超えているが、価格は上昇せず下落していった。41万円のラインを割ってきたときには、その下落の仕方が「出来高を伴うか」「勢いはどうか」などに注目する必要がある。

年末まで先行きが見えない相場となっている印象だ。