プエルトリコに拠点をおくクラウドマイニングプラットフォームであるCoinmitは、2018年6月5日に発表した声明において、ニューヨーク北部に最新のBitcoinマイニング施設を建築したことを発表しました。この地域には最近ビットコインマイナーが流入していることもあり、同施設は北アメリカにおける最新のビットコインマイニング施設となります。


ニューヨーク北部にマイニング施設を建設

​Coinmintは今年一月にかつてはアルミニウム精錬工場であった1300エーカーもの敷地にBitcoinマイニング施設を、ニューヨーク北部の都市であるMassenaに建設する承認を得ました。アルミ精錬工場はAlocaという企業が2013年に操業を停止する前まで所有していました。工場閉鎖後、Alocaは施設を利用する新しいテナントを探していました。そしてCoinmintはAlocaと10年間のリース契約を締結しました。この交渉は長い年月をかけた堅実な交渉プロセスを経てついに実現しました。

マイニング事業はすでに施設内で進行中であり、Coinmintの新たな子会社であるNorth Country Data Center Corporation​の支援のもとで事業は継続されていく予定です。Coinmintの広報担当者であるKyle Carlton​氏はこのプロジェクトについてコメントしました。

このオペレーションの開始はMassenaのサイトが完全な容量に達するための重要なマイルストーンです。この地域の市民とシンボルである水力発電はマイニングのための電力を生み出す大切なエネルギー源です。というのも水力発電ではコストがとても低いからです。


価格は下落しているにもかかわらずマイニング作業は継続する見込み

​2018年になってBTC価格は急落しましたが、このことがマイナーの事業撤退に繋がる理由にはならないようです。実際、AlcoaとCoinmintの交渉が集結して以来、BTCの価格は30%以上下落しています。同社の事業がBTC価格に及ぼす影響について、CTOであるPrieur Leary​は以下のように述べています。

bitcoinネットワーク​が存在する限り、我々はマイニングが利益をあげると予想しています。私たちは市場で最先端を行くプロセスを開発しました

コインオタクの見解

ホストコミュニティであるMassenaは新しいビットコインマイニングの展望に大きな期待を寄せていることは今後同事業がうまくいく可能性を示唆しています。タウンスーパーバイザーであるSteve O’Shaughnessy氏​は

MessenaではCoinmintを自分たちの元へ歓迎したいと思っています。150人の雇用とAlcoa East Facility​の活性化というのは非常に刺激的で、まさに我々が取り組んできたことです。私たちはこのプロジェクトを最大限に活用するための支援を提供する準備ができています。

と述べています。

そしてMassenaがマイニング工場建設地として選ばれた理由としては寒冷な気候で電気代が非常に安くBitcoinマイニングに最適の地域であるからです。大規模なマイニングは多くの熱が発生するエネルギー集約的なプロセスであるため、マイナーは寒冷な気候を利用してマイニング機械を冷却させるためのコストを削減しています。

そしてBTCの価格変動を気にしていない姿勢から、同社がマイニングを積極的に行っていくことは間違いなく、先述のように同作業を行うには最適の環境なのでより高い作業効率が期待されます。やがてはマイニングに成功し、流通量が増えていくことになれば、BTCは復調の兆しを見せるかもしれません。