「ウォレットを持ちたいけど作るのが面倒でまだ作っていない...」「どこのウォレットを作ればいいのかわからない」とお悩みではないでしょうか。
暗号資産(仮想通貨)ユーザーであれば「大事な資産は不安を抱えることなく安全に管理したい」と考えますよね。
そんなあなたのためにライトコインに対応した使いすくてオススメのウォレットを目的別にまとめました!この記事を読めばきっとあなたの目的にあったウォレットが見つかるでしょう。
さらに今回はウォレットを持つべき理由をおさらいし、適切なウォレットの選び方についても丁寧に解説しています!
この記事を読んで、自分にあったウォレットを作成し安全に資産を管理する暗号資産(仮想通貨)ユーザーになっていただければ幸いです。
暗号資産(仮想通貨)は物理的に存在するものではないので少し想像しにくいかもしれませんが、暗号資産(仮想通貨)のウォレットとはその名の通りトークンを安全に管理するための「財布」です。また、他のウォレットに送金する機能も持っています。
ウォレットには
と大きく分けて6種類のタイプがありそれぞれにメリット・デメリットがあります。
暗号資産(仮想通貨)取引所に資産を置いたまま放置するのは本当にリスクが高いです。特に大手の暗号資産(仮想通貨)取引所は世界中のハッカー達からの狙い目になっています。
その代表的な例が2014年に起きたマウントゴックス事件です。当時のレートで約480億円分のビットコインが消失したこの事件は世間からの暗号資産(仮想通貨)のイメージに悪影響を与えることになってしまいました。このことから暗号資産(仮想通貨)の資産が消えることを「ゴックスする」と表現されるようになりました。
取引所の都合に左右されることのない自分のウォレットで、特に秘密鍵をオフラインで管理する「コールドウォレット」を使えば飛躍的にセキュリティは向上します。
取引所に資産を置いておく危険性は倒産やハッキングのリスクだけではありません。取引所にメンテナンスが入った時に急な出金の必要が出てきたり、可能性は本当に低いですが資産を持ち逃げされるリスクもあります。
このような取引所の信用に関するありとあらゆるリスクのことを「カウンターパーティーリスク」と呼びます。ウォレットで管理すると一切のカウンターパーティーリスクを回避することができます。
最適なウォレットというものは本当に人それぞれです。例えば頻繁に入出金や決済をするために使うウォレットとしてペーパーウォレットを選ぶのは不適切でしょう。また、暗号資産(仮想通貨)やウォレットに関するリテラシーが十分にないまま使い方が難しいウォレットを使うと操作ミスでのセルフゴックスしてしまいかねません。
この記事では
の大きく3つに分けて紹介していきます。
ある使うウォレットを程度絞ることができたら、4つの観点からウォレットを検討していきましょう。
ウォレットを持ち暗号資産(仮想通貨)を入金したからには秘密鍵を自分で管理しきらなければなりません。セキュリティが高い分、もし秘密鍵を紛失すると自分のウォレットにアクセスできなくなります。万一その秘密鍵が漏洩すると暗号資産(仮想通貨)をごっそり持っていかれる可能性もあります。
ウォレットに関する知識が十分ではないまま秘密鍵を管理するのは大きなリスクになります。
自分のウォレットに関する知識や英語能力などに見合ったウォレットを使うべきでしょう。
ウォレットを選ぶ時、特にウェブウォレット、モバイル・デスクトップウォレットは秘密鍵をオフライン管理しているかかオンラインで管理しているかを必ず確認しましょう。
オンラインで管理しているとどうしてもハッキングのリスクが必ず付きまといます。コインチェックのNEMが流出したのはオフラインで管理がNEMにまだ対応していなかったことが原因でした。秘密鍵管理をオフライン管理しているかそうでないかはウォレット選びで最も重要な観点になります。
また、最近トランザクションの署名に複数の秘密鍵を必要とするセキュリティが強化された「マルチシグ技術」を搭載したウォレットも出現しています。
残念ながら使いやすいウォレットほどこういったセキュリティ面が劣っていく傾向にあるので、自分のリテラシーに合ったこのバランスにも注意しましょう。
特にリテラシーが十分ではない初心者の方はここを1番に重視するべきでしょう。ウォレットのセキュリティの高さと使いやすさ・利便性は相反することが多いです。、ウォレットに仕組みを深く知るまでは直感的な操作で使えるものを選ぶべきです。
また、取引を頻繁に行う場合も利便性・使いやすさは重視して選ぶべきです。
セキュリティを重視するがあまり操作ミスでセルフゴックスしては本末転倒なので、とにかく自分の目的に合ったものを選ぶことが重要です。
基本的にウォレットはダウンロードして無料で利用できるものが多いですが、物理的な物体として販売されているセキュリティの高いハードウェアタイプのウォレットは有料です。
自分の保有資産を安全に管理するのにお金を掛ける価値があるのか、しっかり考えましょう。
また、多額のライトコインを持っている人は複数のウォレットを使い分けて分散管理することをオススメします。
頻繁に入出金や決済をする人は何よりも使いやすさ・利便性を重視してウォレットを選びましょう。
ここでは手軽に入出金ができるおすすめのウォレットを紹介します!
Jaxxは多くの通貨に対応したモバイルウォレットです。画面一つで送受金、その履歴の閲覧、残高の確認の機能を全て利用できるとても使いやすいUI(ユーザーインターフェイス)になっています。
モバイルウォレットだけではなくPCにも対応しているのでどちらかを紛失したり、データが破損してしまっても大丈夫です。
ただJaxxは過去に盗難被害に遭っていたり、セキュリティは万全とは言えないので大量のライトコインを保管したい人が利用するにはあまり向いていません。
Jaxxについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
種類 | モバイルウォレット |
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セキュリティ | 普通 |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | LTCの送受金/履歴の閲覧/アドレスの作成 |
対応通貨 | LTC+BTC/ETH/ETCなど全51種 |
Litecoin Electrumはブロックチェーンの履歴を一部しかダウンロードしないいわゆる「ライトウォレット」です。全てのブロックチェーン履歴をダウンロードするものと比べ、操作性が軽くメモリの消費量も少なくなります。
また、秘密鍵が完全にオフラインで管理される「コールドウォレット」でハッキングリスクの心配がなく、2段階認証も採用されているのでセキュリティ対策は非常に充実したものになっていると言えるでしょう!
種類 | デスクトップウォレット |
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セキュリティ | 高い |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | LTCの送受金/履歴の閲覧/アドレスの作成 |
対応通貨 | LTC |
次に多額のライトコインを安全に保管したい人向けのウォレットを二つ紹介します。
あまり頻繁に入出金をせず、安全にライトコインを管理したい方は何よりもセキュリティを優先してウォレットを選びましょう!
Ledger Nano Sは物理的な物体であるハードウェアで秘密鍵を管理するウォレットです。秘密鍵は完全にオフラインで管理されるため、セキュリティがとても高いです。
値段は15800円と決して安くありませんが、対応通貨も豊富なので暗号資産(仮想通貨)ユーザーとして持っておくべきものかもしれません。デザインもスタイリッシュで操作も直感的でとても人気が高いので現在は品切れ状態が続いています。
また、対応通貨は全27種類とハードウェアウォレットの中でもかなり豊富なので多くの種類のコインを持っている人にもおすすめのウォレットです。
種類 | ハードウェアウォレット |
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セキュリティ | とても高い |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 15800円 |
機能 | LTCの入出金/履歴の閲覧/アドレスの作成 |
対応通貨 | LTC+BTC/ETH/ETCなど全27種類 |
Trezorもハードウェアウォレットで秘密鍵を完全にオフライン環境での管理をするのでセキュリティが本当に高いです。また、Ledger Nano Sと比べてボタン、画面が大きいので操作性はとても高いものとなっています。
「英語のホームページで使いづらそう... 」と思われたかもしれませんが使い方は意外とシンプルで簡単です。
使い方についてや、Trezorに関する詳しいことをもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
種類 | ハードウェアウォレット |
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セキュリティ | とても高い |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 12900円(日本正規代理店) |
機能 | LTCの入出金/履歴の閲覧/アドレスの作成 |
対応通貨 | BTC/LTC/DASH/ZEC/BCH/BTG |
最後に、初心者でも問題なく使えるウォレットを紹介します。
暗号資産(仮想通貨)やウォレットに関する知識に自信がない方は使いやすさを最優先で考えてウォレットを選びましょう。
bitFlyerは取引量・ユーザー数・資本金全てで国内取引所1位の最大手暗号資産(仮想通貨)取引所です。
最新技術であるマルチシグ技術を暗号資産(仮想通貨)取引所でいち早く導入し、2段階認証で不正ログインを防いでいたり、非常にセキュリティ対策に力をいれています。
セキュリティ対策はしっかりとされていますが取引所で資産を管理するのはやはり、カウンターパーティーリスクが避けられません。ある程度自分のリテラシーに自信がついてきたら自分のコールドウォレットに移動しておくことをおすすめします。
種類 | 取引所ウォレット |
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セキュリティ | 普通 |
使いやすさ | とても使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | 入出金/取引所の利用 |
対応通貨 | BTC/BCH/LTC/LSK/MONA/ETH/ETC |
LoafWalletは暗号資産(仮想通貨)ウォレットの中では数少ない日本語に対応したモバイルウォレットです。
これもブロックチェーン履歴を一部しかダウンロードしない「ライトウォレット」といわれるものです。メモリの少量が少なく操作性が軽いのでモバイルウォレットとして非常に優秀な仕様になっています。
ただ、Androidには残念ながら対応していません。
種類 | モバイルウォレット |
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セキュリティ | 普通 |
使いやすさ | 使いやすい |
価格 | 無料 |
機能 | LTCの送受金/履歴の閲覧/アドレスの作成 |
対応通貨 | LTC |
「いまいちまだ使うべきウォレットが見つからない... 」というあなたへ!
おすすめのウォレットあといくつか簡単に紹介します。
coinomiは70種類以上のコインを使うことができるモバイルウォレットです。ChangellyとShapeshiftの両替サービスに対応しているので暗号資産(仮想通貨)⇆暗号資産(仮想通貨)の両替をする機能を持ち合わせています。
以前はAndroid版しか使えませんでしたが最近になってiOS版も公開されました!
liteaddressは秘密鍵を紙に印刷して管理するペーパーウォレットです。オフラインで秘密鍵を管理するのでセキュリティは高いですがサイトがわかりにくく、ペーパーウォレット自体もあまり使いやすいものではないので、特に初心者の方にはおすすめできません。
EXODUSはライトコインの他にもビットコイン、イーサリアム、オーガーなどにも対応したデスクトップウォレットです。
1デスクトップウォレットに1コインしか対応していないので汎用性には欠けています。
Ledger Nano Sは必ず正規店で購入しましょう。
Amazonやオークション、フリマなどでは安いから言って購入してはいけません。万が一出品者によってハードウェア内に秘密鍵を盗み取るウィルスが仕組まれていたりすると大切な資産を丸ごと失ってしまう可能性があります。
詳しくはこの記事をご覧ください。
①Ledger Nano Sを利用するにはまず、こちらのアプリをダウンロードします。
②パソコンにLedger Nano Sを接続します。アプリを起動するとLedger Nano Sがリンクします。
③「send」のボタンに切り替え、送付先のアドレスを入力するか、QRコードを読み込むと、Ledger Nano Sから送金できます。
いかがでしたか?
今回はライトコインに対応したおすすめのウォレットの目的別での紹介を中心にウォレットを持つべき理由やLedger Nano Sの使い方を解説してきました。
ここでおすすめのウォレットをザッとおさらいしておきます。
この記事を読んで自分にあったウォレットを見つけ、資産を安全に管理する暗号資産(仮想通貨)ユーザーになっていただければ幸いです。