NFT大手Dapper Labsが50人超の従業員を解雇、3度目のレイオフへ

NFT大手Dapper Labsが、新たに50人超のスタッフを解雇することを発表した。

Dapper LabsのCEOを務めるローハム・ガレゴズロウ氏は7月13日、弱気相場の中で「無駄のない効率的な企業を確保するためにこの措置が必要だった」と説明している。

「我々は今日、Dapper Labs 51 人の優秀な同僚や友人に別れを告げました。これは私がチームに送ったメモです。我々は今後もコアコミュニティに全力を尽くし、世界を共に前進させる素晴らしい製品の構築に取り組んでいきます。」

これは、今年2月に従業員を20%削減したことに続く3回目の人員削減にあたる。

同社の従業員数は、2年足らずの間に100人から600人に急増した。この急速な成長は同社のビジネスとコミュニティにとって有害で​​あることが判明し、昨年11月の第1弾の人員削減につながった。同社はその後、従業員の22%を解雇している。

ガレゴズロウ氏は声明の中で、人員削減にもかかわらず、「Dapper LabsとFlowブロックチェーンの両方が依然として十分な資本を維持している」と主張した。後者は「別の資本プールで資金提供されているためチームは短期的な目標を達成するためにトークンを販売する必要がなく、数年間の資金の暴走が可能である」とされている。

NFT市場の低迷傾向

弱気市場が定着して以来、NFTの状況は劇的に変化してきた。

過去数週間だけでも、最大かつ最も著名なNFTコレクションの最低価格がここ数か月では見られなかったレベルに下落するのが目撃されており、こういった傾向は、程度こそ違えどCryptoPunks、 Bored Ape Yacht Club 、Mutant Apes、Azukis などの人気プロジェクトにもあてはまる。
DappRadarによる最近のレポートでは、第2四半期の取引量が38%減少して29億ドルに達しており、NFTセクターの憂慮すべき状況も指摘されている。

もっとも、当該レポートでは「NFTセクターは、取引量が減少する中でも回復力を示しており、持続的な関心を示している」とも言及されているところ、引き続きNFT及び仮想通貨市場への影響にも注意を払っていきたい。

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この記事は「NFT Giant Dapper Labs Announces Laying off 51 Staff Members」を参考にしています。