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ビットコイン・イーサリアム・リップル小幅高|仮想通貨市場の9月入りは利上げ警戒でこう着

2026年9月1日 16:15  9月1日 16:35  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は8月31日から9月1日午後にかけて、こう着しました。8月はビットコイン(BTC)が24.9%高、イーサリアム(ETH)が32.5%高、XRPが29.9%高と、そろって大幅高で終えています。ただ9月に入ると上値が重く、利上げ観測の強まりと資金流出が上昇を抑えました。BTCは7万9000ドル台に戻しています。

ビットコイン、7万9000ドル台まで上昇|米国のイラン攻撃による下げを吸収

ビットコイン、一時7万9000ドル台まで戻す

ビットコインは7万8783ドルで始まり、31日午前1時55分の7万9400ドルが高値です。同日午前8時45分に7万7000ドルまで下げましたが、その後は水準を切り上げました。1日午後は7万9221ドルまで買われ、一時7万9179ドルまで根を戻しました。

月間では24.9%高で、8月としては2017年以降で最大の上げ幅でした。他の年の8月は最も高い2021年でも13.6%高で、20%超は今年だけです。ただ8月の高値8万1478ドルには2%以上届いていません。

イーサリアム、2500ドルに届かず

イーサリアムは2477ドルで始まり、31日午前1時40分の2534ドルが高値です。同日午前8時45分に2387ドルまで下げ、現在値は2484ドルです。期間では0.3%高となりました。月間では32.5%高と、3銘柄で最も大きく水準を切り上げています。8月上旬の1862ドルから見れば600ドル超の上昇です。ただ2500ドルの節目には届いておらず、上値は重いままです。

リップル、安値から3.8%戻す

リップル(XRP)は1.4038ドルで始まり、31日午前3時30分に1.4335ドルの高値を付けた後に売られました。同日午前8時45分の1.3352ドルが安値です。その後は他の2銘柄と同じように買い戻され、現在値は1.3857ドルとなっています。安値からの戻りは3.8%と3銘柄で最も大きく、期間では1.3%安です。月間では29.9%高ですが、8月には1.70ドルまで買われる場面もありました。

相場の背景|9月入りを抑えた二つの逆風

9月の入りが重いのは、逆風が二つ重なったためです。一つは引き締めへの警戒です。ウォーシュFRB議長の講演とPCEの上振れを受け、9月の利上げ確率は5割を超えました。もう一つは資金の流れです。米国のビットコイン現物ETFは8月28日に2億180万ドルの純流出となり、9営業日続いた流入が途切れました。

Strategyが2か月ぶりに4603ビットコインを買い増したと31日夜に開示しましたが、相場は反応していません。買い手が戻っても上がらない地合いです。

今後の展望|9月FOMCと政治的圧力

最大の焦点は15日からのFOMCです。ウォーシュFRB議長は28日の講演で「今もっとも重視すべきは物価だ」と述べ、利上げの可能性を示しています。一方でトランプ大統領は31日、「我々の金利は高すぎる」と改めて利下げを求めています。ただ利上げ論には「敬意を持っている」と述べ、直接の圧力は避けました。

注目ラインはBTCが7万9400ドル、ETHが2500ドル、XRPが1.43ドルです。

トランプ氏、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆に反発|「我々の金利は高すぎる」