注目の仮想通貨の高速実行専用取引プラットフォームが1,200万ドルの資金調達を行う

仮想通貨の高速実行専用取引プラットフォームであるCrossover Marketsが、シリーズAで1,200万ドルの調達を行ったことを報告した。

当該ラウンドは、Illuminate FinancialDRW Venture Capitalが主導している。

Crossover Marketsが提供するプラットフォームでの仮想通貨取引は、垂直統合モデルのシンプルさを求めるプレーヤーと、保管者の選択や取引が許可される場所や取引相手の選択が可能となることを望む機関の、双方のニーズに対応できるように進化している。

同社のブランドン・マルビヒルCEOによると、「仮想通貨分野で唯一の超低遅延電子通信ネットワーク(ECN)のひとつ」であるという。

また、これに加えて、マルビヒル氏は、ECNモデルとは対照的に、仮想通貨取引所は中央指値注文書執行モデルを使用しているため、取引所の顧客が1人であろうと100万人であろうと、流動性プールと市場データセッションは常にひとつしかないとは述べた。

「流動性テイカーを50社登録すれば、最大50の独立した市場データセッションと50の流動性プールを持つことができます。当社のモデルは、メイカーとテイカーの両方に価値を提供し、それが当社の料金表に反映されています。メイカーに1ベーシスポイント、テイカーに1ベーシスポイントを請求します。」

Crossover Marketsは、今年第1四半期に名目上の取引額315,000万ドル以上を扱ったとの旨をプレスリリースで発表しており、仮想通貨業界から広く注目が集まっていた。

今後は、Illuminate Financialの創設者マーク・ビーストン氏がCrossover Marketsの取締役会に加わるとも報告されており、さらなる成長発展に期待が高まる。

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この記事は「Crypto Execution-Only Platform Crossover Markets Raises $12M」を参考にしています。