目次  

戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

上昇シナリオ

本日の相場は、CPI発表後の大きい値動きを警戒した様子見ムードが継続する展開となり、1時間足200MA付近でのレンジ相場が確認された。

特に今回発表される”米CPI”は、今後の米経済の景気状況やFRBの対応を予測するための重要経済指標であるため、エントリーを検討する場合は明日以降からがベストだと考えられる。

ここまでの値動きを1時間足チャートで確認してみると、1つ重要なポイントがある。それは「トライアングルの値幅が縮小し始めており、大きなブレイクが発生する可能性が高い」ということである。

現在の状況を見てみると、これまでの4時間200MAが強く機能してきたため、抵抗が起きる可能性があるが、短期足MAが上昇方向に転換してきているので、テクニカルではトライアングルを上振れすると見ている。

しかし、今回の予測も本日のCPIの結果次第では逆の方向に動く可能性も十分にあるため、トライアングルを突破後のエントリーを検討する場合は、明日以降の判断となりそうだ。

エントリー:4時間足200EMAを上振れし、押し目形成後に1時間足EMAが拡大したとき(64,000ドル付近)
利確：65,200ドルで反発されたとき
損切り：エントリー時の直近安値を実体で超えた時

下落シナリオ

先日の米生産者物価指数の結果値が落ち着いた内容であったため、米国の経済不振に対する投資心理の改善につながったものの、本日2つの重要経済指標の結果値までは参入が難しい状況が継続している。

現在の1時間足を見てみると、短期足MAが上昇トレンドに転換しそうであるため、テクニカル目線では下落に向かう可能性が低いと見ているが、CPI発表次第では、再度下落トレンドを形成する可能性もある。

そのため、今回の指標発表と同時に投資家には4時間足サポート60,600ドルラインでの反発or突破に注目してほしい。

指標の結果次第ではあるものの、上位足のサポート＆レジスタンスラインが機能することが多いため、このラインを今回反発すれば上昇トレンド目線が継続し、突破すれば下落トレンド再開と市場が予測するだろう。

エントリー:4時間足サポート60,600ドルラインを突破し、短期足チャートで戻り売りを形成したとき
利確：59,170ドルで反発されたとき
損切り：:エントリー時の直近安値を実体で超えた時

注目ニュース＆相場一言アドバイス

米CPI発表を前に様子見ムードが継続

本日は21時30分に「米消費者物価指数」と「米小売売上高」の発表を控えており、相場では結果値によって今後の米経済の方向性を確認するための様子見ムードが続いている。

一方でテクニカルを分析してみると、4時間足MAとネックラインでの抵抗が強く見られるものの、チャートを見てわかるようにトライアングルの終わりが近づいている＝どちらかにトレンドを形成する可能性が高い。

そのため今後の相場では、重要経済指標の結果値と、その後に63,000ドルもしくは60,500ドルのどちらかを完全に突破することが、トレンドを明確にする大きなカギとなるだろう。

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デリバティブ基本データ

取引高 -17.63% $43.72B
未決済建玉(OI) -0.98% $29.74B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $11.90M
24時間の間に清算されたショート $9.36M

参照：https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照：https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

24時間ロングボリューム -10.19% $20.65B
24時間ショートボリューム -10.31% $20.83B

参照：https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

これまでの”半減期”過去データ分析

これまでの3つのデータから、今回の半減期後にビットコインの価格が急上昇するのは「半減期を迎えた50～100日後になる可能性が高い」と予測することができる。
今回のビットコイン半減期は2024年4月20日に行われたため、”2024年6月9日～7月30日”の間でビットコイン価格が急上昇する可能性がありそうだ。

これまでのビットコイン価格は、過去の半減期後に最高値を毎回更新してきた。今回もまた、多くの著名人が中期的な上昇相場になっていくことを予測しているため、多くの投資家は半減期後すぐにこれまでと同様の強気相場となっていくと考えていたようだ。しかし、実際に注目すべきタイミングは半減期直後ではなく、もう少し先の”2024年6月9日～7月30日”の間であると、多くの投資家が考察している。

半減期後の値動きなどに関する詳細情報は、画像と共に下記の記事で紹介しているので、中期的上昇を期待している方は確認してみてください。

【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想｜ビットコイン半減期後はマチマチな展開に。日足抵抗ライン越えが上昇のカギか