戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

上昇シナリオ

本日の相場では、4時間足のサポートラインと200EMAが重なる63,100ドル付近でマチマチの展開が続いたものの、更新時の上ヒゲを意識した下落の動きが確認できた。

しかし、本日は米生産者物価指数があり、明日には米消費者物価指数と重要経済指標の発表が並ぶため、反発の動きが大きくなることはなく、1時間足200EMAまでで収まっている。

そのため今後ロングエントリーを検討する場合は、重要経済指標の結果とトライアングルの縮小に注目する必要がありそうだ。

現在の1時間足はEMAがロングパターンになりそうな状況であり、上昇レンジが継続した場合はネックライン63,000ドル付近にどんどん近づいていくことになる。ここで、現在値がネックラインを上振れし、4時間200EMAも超えるような動きを起こせば、買い優勢の展開となっていくだろう。

エントリー:4時間足200EMAを上振れし、押し目形成後に1時間足EMAが拡大したとき(64,000ドル付近)
利確:65,200ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えた時

下落シナリオ

下落でのエントリーを検討する場合は、重要経済指標の結果を待つことが大事となるだろう。先日の分析で伝えたように4時間200EMAが強く機能していることがわかるものの、現在値がネックラインに近づいていることから、本日のUS時間に掛けて大きな変動が確認される可能性が高い。

今回、ショートでのエントリーを検討する場合は、直近の安値ライン60,800ドルを更新時に超えることが下落トレンドのカギとなりそうだ。

このラインを突破し、日足のローソク更新時にサポートラインを完全に超えていることが確認できれば、61,200ドルに戻した後の下落トレンドに期待ができる。

しかし、ここまでの文章でわかるように、エントリーを検討する場合は日足の更新まで待つ=米重要経済指標の結果も待つ必要があるということになるので、投資家は慎重なエントリー判断が必要となる。

エントリー:日足更新時に60,800ドルを下振れし、1時間足が戻り売りを形成した時(60,000ドル付近)
利確:59,170ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近安値を実体で超えた時

注目ニュース&相場一言アドバイス

4時間サポートラインで戻される展開|米生産者物価指数に注目

本日は21時30分に米生産者物価指数の発表があり、先週の米ミシガン発表後の米経済に対する不信感が継続していることから、本日の結果次第ではローソク足を形成する可能性が高いことを投資家は注意する必要がある。

前回の米ミシガン発表後は、63,000ドルから60,690ドルまで下落していたため、本日の結果後にこの値幅と同等の変動が起きる可能性はあるようだ。

また、明日も重要経済指標発表が続くことから、本日のUS時間に掛けて大きな変動の可能性があるものの、明日の日本時間では結果値を懸念したレンジ相場となる可能性もある。

そのため、本日から明日にかけてエントリーを検討する場合は、小lotであまり大きな値幅を取ろうとしないリスクリワードでのトレードがカギとなるだろう。

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デリバティブ基本データ

取引高 +32.88% $57.28B
未決済建玉(OI) +1.71% $30.00B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $25.43M
24時間の間に清算されたショート $16.01M

参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

24時間ロングボリューム +40.77% $27.00B
24時間ショートボリューム +46.90% $27.27B

参照:https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

これまでの”半減期”過去データ分析

これまでの3つのデータから、今回の半減期後にビットコインの価格が急上昇するのは「半減期を迎えた50~100日後になる可能性が高い」と予測することができる。
今回のビットコイン半減期は2024年4月20日に行われたため、”2024年6月9日~7月30日”の間でビットコイン価格が急上昇する可能性がありそうだ。

これまでのビットコイン価格は、過去の半減期後に最高値を毎回更新してきた。今回もまた、多くの著名人が中期的な上昇相場になっていくことを予測しているため、多くの投資家は半減期後すぐにこれまでと同様の強気相場となっていくと考えていたようだ。しかし、実際に注目すべきタイミングは半減期直後ではなく、もう少し先の”2024年6月9日~7月30日”の間であると、多くの投資家が考察している。

半減期後の値動きなどに関する詳細情報は、画像と共に下記の記事で紹介しているので、中期的上昇を期待している方は確認してみてください。