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25日からのショートが、US時間にかけて後押し

本日の相場では、先日のシナリオ通りに25日からのショートポジションがアメリカ時間で加速される形となった。

その後は、62,550ドル付近での反発陽線に伴うショート勢の決済ロングが集まっていたことも、デリバティブデータから確認できるため、明日にかけて大きな下落傾向が見られる可能性は低いものの、EMAタッチによる売り勢力の再エントリーにも期待が出来そうだ。

現在、ビットコイン半減期後は数週間にかけての下落相場が続き、その後に買い戻しによる上昇トレンドへの転換が期待されているため、投資家は引き続きファンダを基に大衆心理を考察する必要がある。

これまでの過去データ分析

これまでの3つのデータから、今回の半減期後にビットコインの価格が急上昇するのは「半減期を迎えた50~100日後になる可能性が高い」と予測することができる。
今回のビットコイン半減期は2024年4月20日に行われたため、”2024年6月9日~7月30日”の間でビットコイン価格が急上昇する可能性がありそうだ。

これまでのビットコイン価格は、過去の半減期後に最高値を毎回更新してきた。今回もまた、多くの著名人が中期的な上昇相場になっていくことを予測しているため、多くの投資家は半減期後すぐにこれまでと同様の強気相場となっていくと考えていたようだ。しかし、実際に注目すべきタイミングは半減期直後ではなく、もう少し先の”2024年6月9日~7月30日”の間であると、多くの投資家が考察している。

半減期後の値動きなどに関する詳細情報は、画像と共に下記の記事で紹介しているので、中期的上昇を期待している方は確認してみてください。

ビットコインデータ分析

デリバティブ基本データ

取引高 -20.49% $53.12B
未決済建玉(OI) -1.42% $30.31B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $34.72M
24時間の間に清算されたショート $7.53M

参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

本日のロング・ショートの清算ボリュームからわかるように、25日からのショートホルダーが62,550ドルでの反発によって決済したことが確認できる。これによって売り勢力の力が少しづつ弱まってきているので、4時間足抵抗ラインでの逆張りの検討もできそうだ。

参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

24時間ロングボリューム -6.22% $25.35B
24時間ショートボリューム -1.78% $26.02B

参照:https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

戦略まとめ

上昇シナリオ

本日の相場は、25日からの売り勢力によるエントリーが後押しされるような形が見られ、4時間足抵抗ライン62,150ドルに近づく動きが確認できた。

このまま下落傾向が続き、62,150ドルでの反発の動きが確認できれば、そこのポイントでこれまでショートを保有していたトレーダーが一気に決済したことを把握できるため、反発上昇を視野に入れたエントリーに期待ができる。

しかし、相場は依然として下落を優勢とする展開となっているため、62,150ドルでの逆張りを狙う際は短期足チャートの様子をよく見る必要がある。

エントリー:4時間足抵抗ライン62,150ドルで反発されたとき
利確:1時間足200EMA64,700ドルで反発されたとき
損切り:62,150ドルを実体越えした時

下落シナリオ

本日の相場では、先日のシナリオ通りにUS時間での売り勢力の後押しによる下落トレンドが確認できた。また、1時間足チャートを見てみると、20EMA(青ライン)が非常に機能していることが確認できる。

20EMAでのタッチ下落がうまく機能したことで、それに伴い80EMAも200EMAより下の位置に降りてきたため、今後は損切の位置を”80EMAの実体越えに設定”することで、損失なしのトレードが達成できる。

今後の予測だが、62,150ドルに4時間足抵抗ラインが確認できるので、このラインをとっおあできるかがホールドするか?しないか?のカギとなりそうだ。

エントリー:1時間足20EMAタッチ後に反発されたとき(63,380ドル付近)
利確:4時間足サポート62,150ドルで反発されたとき
損切り:直近高値64,000ドルを実体越えした時

相場一言アドバイス

多くのアナリストが今週の相場を振り返ったうえで、「ビットコインはもう数週かけて下落傾向が続く」と予測しているようだ。

実際にテクニカルで分析してみても、1時間と4時間足チャートがともに下落トレンドを支えるような状況を形成しているため、来週の相場では4時間足サポート62,150ドルを突破できるかが、下落相場の今後を示すカギとなりそうだ。

一方で、4時間足サポート62,150ドルでの反発を意識した買い戻し勢による、短期的な上昇トレンドにも期待はできるため、短期トレーダーは小さい値幅でのエントリーを検討していいだろう。

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